2017年7月24日 月曜日
社長のブログ Vol.1284
『ビジネスのやり方を変える!』
『多店舗展開に向けて さらにステップする年!』
〜すべてはみんなの happy time のために〜
パートナーのみなさん、おはようございます!!
今日のテーマは『ビジネスのやり方を変える!』です。
第15期の決算を終えました。
創業者の父からバトンタッチをし15年がたったわけです。
しかしながら、決算の内容が満足いく年は一年もありません。
年度の目標を立てても予定通りいかないからです。
当然すべての責任は私にあります。
一昨年から具体的に多店舗展開の計画をしています。
2021年までに現在の4店舗から10店舗にする事業計画です。
言うまでもなくそれには 1店舗 1店舗に大きな投資をしなければいけません。
そんな中、昨年の秋に知り合いからインドでのビジネスの話がありました。
最初は店を作るお手伝いと考えていたが、時間が経つれて我々にとって大きなビジネスチャンスだということに気づいたのです。
1973年に父が創業し、私にバトンタッチして15年、合計44年という長い年月をかけて麺ビジネスをやってきました。
ここには大くの大切なノウハウが詰まっていることに気づいたのです。
これからのビジネスは自分たちだけではなく、色んな国で色んな人たちとこのノウハウを共有してビジネスをやれば、スピード感を持って多店舗展開が出来ると考えたのです。
そうです、フランチャイズ(FC)ビジネスです。
そして日本でも同様です。
ただ日本では一般的なFCビジネスをするつもりはありません。
我々独自の「のれん分け」というFCビジネスをやっていきます。
「のれん分け」と聞くと、何年も働いていた人が、同じ屋号を使い自分で新しく店を出す 、これが一般的ですね。
我々の「のれん分け」はこれとは違い、まず本部が新店を出店します。
もちろん100%本部の出店費用で出店します。
そして「将来この店の経営者を目指す人」をマネージャーとして採用するのです。
FCオーナー採用です。
そして新規出店したこの店を 3年後から5年後を目処に「のれん分け」するのです。
ここで重要なのは、この店がキチンと営業利益が出て儲かる店であることです。
これはFCをやる人にとってリスクがかなり減り、明日から利益を手にできるのです。
加えて出店費用も新規のように多額のお金は要りません。
だから初期投資を抑え確実に利益が出来るFCビジネスモデルなのです。
このようにこれからは同じ出店でも、大きくビジネスのやり方を変えていく考えです。
「ビジネスの基本は世の中の困りごとを解決すること」
藤井社長からの大切な教え、FCビジネスはこれを必ず実現していけると感じています。
画像は、二代目甚八の牛肉うどんと、ゑびすやの海老とおろしもちうどんセットです。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
パートナーのみなさん、おはようございます!
人手不足解消について、アルバイトの採用は時給2,000円でしたが、
正社員採用は別のところにポイントがあります。
最初に、働く価値観と目的を共有しなければいけません。
そして、その価値観と目的に合う人だけを仲間にすることです。
以前本で読みましたが、例えば同じバスに乗る人は目的や手段が同じはずです。
だからこの同じバスに乗る人だけを見つけるのです。
我々のビジネスの価値観は、関わる全ての人の「Happy time」です。
そのための手段としてレストランビジネスをやる。
この価値観に共感する人だけを採用する。
「仕事」は、この志し事「志事」です。
そして志事をする目的は大きく二つあると思います。
一つは、我々の会社でその価値観を実現していくことをやりがいとする。
または、近い将来独立して自分の店を持ち、その価値観を実現していく。
この二つで、これ以外は苦しいだけになるでしょう。
飲食業の現場は、本当に厳しいからです。
だから正社員の採用には、ここを明確にしなければいけないのです。
これありきで、自分を尊重してくれ、成長出来る場所かということです。
アルバイトと正社員はライフスタイルと目的が全く異ります。
だから採用の方法も違ということです。
画像は6/10行った、鈴鹿小麦収穫 直前の圃場です。
それでは 今日も素敵な1日を!
2017年6月9日 金曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
先日は久しぶりに藤井社長と会うことが出来ました。
相変わらずお元気で、何か少し若返られたような気がします。
話のテーマはまず「人手不足」についてです。
私はこの業界に入って約34年になります。
そして店の店長をしてから今までの間、一度も人手不足でなかった時はありませんでした。
常に人手不足であり、時には40席ほどの店をランチタイム2人で回した記憶もあります。
もちろん今でも毎日のように店の責任者からは人手不足の悲鳴が聞こえます。
これは藤井社長の大和製作所も全く同じなのです。
そして藤井社長はこう言われます。
アルバイトの時給を2,000円にしたらどうなりますか!
きっと面接の行列になるでしょう。
1,000円そこらで募集するから来ないのです。
時給2,000円に出来るように儲かるビジネスをすればいいだけですよ!
ではどうすればいいか。
諸悪の根源は「人と同じことをやっているからだ」と。
人と同じことをやらなければ、一脱できる。
香川県にはうどん店が800軒近くあり言うまでもなく「うどん」王国です。
結果、この業界では過当競争になり、みんな売上と人手不足で悩んでいます。
ただ他にも有名な店があります。
「一鶴(いっかく)」と言い、鳥の足を丸ごと焼いた骨つき鶏の料理をメインにしているレストランです。
鳥の足、一品勝負です。
一鶴は県内に6店舗あり、とても繁盛しています。
私も香川へ泊まりに行くときは、必ず利用します。
丸亀にある一鶴は300席ほどある大箱でも大繁盛しています。
名物の鳥の足は一本1,000円ぐらいなので原価から考えると相当粗利があると思います。
一方県内のうどん店は、一杯100円から200円、、しかも過当競争、あまり儲かっているとは思いません。
言うまでもなく、粗利が大きければ色んな事ができます。
もちろん時給2,000円も現実的になるのです。
そして、一鶴が繁盛している要因は競争がない他にもあります。
スパイシーな鳥の足を丸ごとかじる、それにビール。
そうですストレスの発散場所になっているのです。
今はストレス社会です、これに一鶴は答えたのです。
ビジネスの基本、世の中の困りごとの解決、これを満たしたといえます。
戻りますが、全ては「人と同じことをやらない」です。
これをテーマに全てを進めていかなければならないと考えます。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃