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社長ブログ パートナー代表 森下晃(社長)が自ら生の声でエビス.カンパニー.についての信念・考え方、またはその他日々気づいたこと、感じたことを、熱い想いで綴ります。

2014年8月24日 日曜日

『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』

パートナーのみなさん!おはようございます!

日本の経済は80年周期で四季と同じように流れていると言われている。

昭和初期から20年ごとに考えてみると。

まず昭和初期~終戦直後は真冬の厳しい時で、戦後少しずつ春に向う。

次に昭和50年頃まで、東京オリンピック、大阪万博と高度成長期になり春から夏の時代に向う。

そして昭和50年~平成2年(1990年)までの15年間、バブル期という真夏になりました。

その間 約40年です。

その後は記憶に新しい平成3年以降、バブルが崩壊し秋から一気に冬に向かい、失われた20年という真冬になったのです。

そして平成14年(2000年)頃から徐々に春に向かいます。

2012年第2次阿部内閣が政権を握り、今は春だと考えます。

歴史は繰り返されるといいますが、事実 今再び東京オリンピックに向かっています。

そう、2020年から始まる夏に向かっているのです。

そう考えると2040年までは夏の時代が続きます。

今から約四半世紀、25年もの間です。

これを日本の黄金時代と呼んでいいと思います。

image5.jpg

今ちょうどテレビで「未来世紀 ジパング」という番組がありますよね。

これは日本を中心に「かつてない、経済予測番組」というサブタイトルです。

先週は、あるSCの役員会がありました。

その中でも最近の消費動向を聞くと、

客数は伸びていないが、客単価の高い商品を求められる方が増えたという声が多かった。

そう思うと、黄金時代が足元まで来ているのかもしれない。

前回までの時代の背景と合わせて、この経済の動向の角度から考えることも大切だと思う。

我々のビジネスで考えると、客数 × 客単価もこれに合わせていく必要があるかもしれない。

今後の人口構造と価値観そして経済の動向は、面白そうな関係だと思います。

プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃

2014年8月21日 木曜日

『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』

パートナーのみなさん!おはようございます!!

8月度が昨日で終わりました。

甚八、麺の匠が伸ばしたおかげで、まずまずの結果だったと思います。

詳しい数字は追って送ります。

みなさん、ごくろうさまでした!

前回までのまとめですが、

我々のうどん店ビジネスは、時代の背景と共に変化してきている。

第一世代、高度成長期のビジネスモデルは、美味しさの追求。

第二世代はデフレ時代、それにあったリーズナブルでカジュアルなセルフスタイル。

そして第三世代のビジネスモデルは、

人口構造も含め、時代の背景と潜在ニーズに向けてこう考えます。

まずは自分達の食に対する価値観です。

先日 藤井社長のメルマガに出ていましたが、

私も全く同様で、今の価値観は「健康志向」です。

当然生きるためには欠かせない食ですが、さらに食を通じていい食習慣にしたいのです。

特に50歳を過ぎるとそう考えます。

一食、一食、そうです。

要は自分を大切にしたいのです。

例えば私は生活習慣病の予防のために、まず体重に気を使ってます。

だから一日の摂取量は1,500キロカロリーにしたいのです。

一日 三食食べてしまうとそれを超えるので、何年も前から二食にしている。

また糖質を抑えることも意識しています。

これはベジタブルファースト、先に野菜を食べることで食後高血糖を抑制しています。

もちろん国産で、低農薬や低化学肥料の有機栽培に近い野菜が好ましい。

さらに、化学調味料や保存料のたっぷり効いたものは出来るだけ控えている。

このようにいい食習慣を保つことが今の価値観、健康志向なのです。

でもこれを実現できるとレストランは、意外と少ない。

そして、やっていても謳っていないと分かりません。

前回も話したように、自分のやりたい事=世の中のニーズでなければ意味がありません。

だから、いい食習慣が出来るレストランを創ることが自分のやりたい事です。

そしてそれが世の中の潜在ニーズにマッチしていると考えます。

これからの人口構造という大きな流れを読んで、ますます自分を大切にする人達が増えるでしょう。

それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!

プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃

2014年8月20日 水曜日

『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』

パートナーのみなさん!おはようございます!!

我々エビスカンパニーは今年で創業40年を迎えることができました。

これも時代の流れに沿って変化をしてきたから今があると自負している。

今日は、世の中の変化と、我々の変化を振り返ってみる。

昭和49年(1974年)に先代が創業した当時は、

日本は高度成長期の真っ只中でした。

その数年前からマクドナルドなど外資の外食産業も参入しています。

そして当時の人々が求めていたものは、量から質に変わってきていた。

天ぷら、トンカツ、ハンバーグ、中華、そしてうどん・そば、

休日には外食を楽しむことが大きなレジャーになっていたのです。

私も子供心にその記憶があります。

創業当時のゑびすやは、カウンター15席だけの店でした。

先代である父は、ほんとうに味にこだわっていて、常に味の研究をしていたことを覚えています。

その味の評判は人々の心を掴み、たった15席でしたが大繁盛するうどん店だったのです。

日曜日になると何人もの方が後ろで待たれていました。

それから30年近く、味を重視した店作りをしてきたのです。

そして転機が訪れたのが今から14年前、今のイオンモール鈴鹿のフードコートに出店したことでした。

最初は全然思うように売上がいかず厳しい経営状態が続きました。

その2年後にリニューアルの話があり、このまま継続するには大きなイノベーションを起こす必要性があったのです。

そして繁盛していたマクドナルドやスガキヤを研究し「フードコート=ファストフード」という方程式を見つけました。

それが今では普通になったセルフ式讃岐うどんのスタートだったのです。

当時 ウチのかけうどんは、一杯400円近くしていました。

讃岐うどんは それを100円~200円で出すのだから、大きな改革がいったのです。

まずセントラルキッチンを立ち上げ、当時は製麺屋さんから取っていた麺を自家製に変えました。

工場で麺の生地を作り、店で延ばし打ちをするように大きく変えました。

ダシもそこで大量に作り店舗へ配送する仕組みにしたのです。

こうして原価を下げ、かけうどん100円にも挑戦しました。

結果、大行列のできる店になったのです。

image6.jpg

この時の人々は、味だけではなく、プラス安い価格、セルフの楽しさ、早さ、という潜在ニーズがあったと思います。

そして、うどん店=フルサービスから、カジュアルなセルフ式讃岐うどんがメジャーになり始めたのです。

それからは、みなさんの知っている通りの流れです。

我々のセルフ式讃岐うどんも、全盛期は第二世代の麺の匠になった2008年だったと思います。

長くなりましたが 重要なことは、

変化してきたことで今があるということです。

一号店のゑびすやカウンター15席も、潜在ニーズでした。

そして、めんくらも当時の鈴鹿では潜在ニーズだったのです。

こんな店が欲しかった!ということです。

これからは現代の潜在ニーズを読んで、第三世代のビジネスモデルを創っていく時なのです。

プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃

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