2016年10月2日 日曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
火曜日には毎月恒例の、甚八はぴねす活動がありました。
今日のテーマは『はぴねす活動とは』です。
朝8時から甚八有志のパートナー達と井田川駅付近のゴミ拾いをしました。
新しいパートナーも参加してくれているのですが、そもそもこのはぴねす活動とはどういうものかを伝えたのです。
今から14年前の平成14年12月、我々のグループは個人から法人の会社組織になりました。
その頃から当時の責任者を集め、毎月会議をするようになったのです。
先代が創業して当時で30年近く、我々は鈴鹿の地で商売をさせていただいている。
これもすべてはご来店頂くお客様のおかげで、本当にありがたいことです。
何かその気持ちを形にできないか、そう思うようなりました。
そして考えたのが毎月の会議の前に平田駅付近のゴミ拾いをしよう、ということだったのです。
平田駅といえば、オープン当時からこの駅を沢山の方が利用し鈴鹿ハンターへお越しになられました。
だからハンターから平田駅までの道をキレイにしたい、そう思ったのです。
そしてこれが、後のはぴねす活動の原点になったのです。
はぴねす活動はその後、亀山に出店した甚八にも広げました。
店から近くにあるJR井田川駅までの間のゴミ拾いをすることにしたのです。
またイオンモール鈴鹿に出店している麺の匠では、毎月モールが行うクリーングリーン活動に参加し、はぴねす活動としました。
2010年東京進出一号店の二代目甚八では、近くの本郷三丁目駅までのゴミ拾いをすることにしたのです。
こうやって出店しているすべての店舗で毎月はぴねす活動をするようになりました。(二代目甚八は約4ヶ月毎)
これらの活動を始めて14年、今は人手不足で平田駅と東京本郷三丁目駅のゴミ拾いが出来ずとても残念です。
ただ甚八の井田川駅ゴミ拾いは、ほぼ毎月実施できています。
また近いうちには、全店ではぴねす活動を再開したいと思います。
そして今後も新規出店があれば、其々の地でこの様に感謝を形で表していきます。
パートナーみなさん、もしこの趣旨に賛同してもらえるなら是非参加して下さい。
活動時間は無報酬ですが、ゴミ拾い後は心地よい気持ちを得ることは間違いないです。
それでは今日も、素敵な一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2016年10月2日 日曜日
スローガン:今ご来店頂いているゲストに もう一度来ていただく
パートナーのみなさん、おはようございます!
今日は先週行った新潟の紹介をします。
私は縁あって今年度から三重県麺類組合の代表に就任しています。
同組合の全国大会が今年は新潟で行われたので行ってきました。
新潟は電車で行くと5時間以上かかるのですが、飛行機で行くと名古屋からわずか50分と、三重からはとても近いところだったのです。
新潟空港に到着後、新潟駅まで専用バスで移動し、以前から食べたかった「へぎそば」の店に入りました。
へぎそばとは、新潟県魚沼地方の発祥で つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使ったそばをヘギといわれる平らな器に盛り付けた、ざるそばです。
そして待望のへぎそばを目の前にします。
そばは、よくある写真のように一口サイズで麺取りし、きれいに盛り付けてあります。
つけつゆは少し薄めの味ですがシッカリと出汁はきいている。
そして布海苔のつなぎのそばは独特の食感で、ショキッっとしているのですが、そばの食感よりは優しいショキッです。
ちょっと新しい食感で美味しかったです。
その後 全国大会と懇親会に参加しました。
大会そのものは式典がメインでお決まりですが、懇親会では新潟らしさが出ていたと思います。
みなさん知っての通り、新潟は米の産地で全国でも生産量が1位です。
米と言えば、、そうお酒です。
懇親会では沢山の銘柄のお酒が、見事に並んでいました
新潟県全体の酒蔵の数は、98軒と兵庫県と並ぶこれまた全国トップです。(ちなみに三重県は34軒で意外と多い)
ですから何百種類ものお酒の銘柄があるのです。
翌日行った土産店では、120ぐらいの銘柄の利き酒ができます。
また、米の産地なのでお酒だけでなく、みそ・醤油等も盛んなのです。
上記の土産店ではこれらも沢山ありました。
そして、県中心地域の燕・三条市では、日本を代表する金属加工の一大産地なのです。
我々が厨房器具として使っている寸胴・鍋・レードル等も、結構ここのものが多いのです。
米に続いてこの産業が盛んになったのは、水害に見舞われることが多かったこの地域は、別の産業として江戸から金物職人さんを送ったことが始まりらしい。
このようにあまり知らない土地に行くと、なぜ 今の産業が栄えたのか知ることができます。
普段何気なしに飲んでいるお酒や、使っている調理器具も産地を気にするようになるでしょうね。
最後に新潟で強く感じたのは、やっぱりハングリー精神です。
全国大会や駅のお土産さん、みんな一生懸命に売り込んでいました。
お酒や醤油などの商品知識もみなさん豊富で、本気で話され説得力があります。
地元愛を感じると同時に、地方のハングリーさも感じるのです。
そして地域を生かしながら広げていく「グローカル ビジネス」
これには共感します。
我々も地方のハングリー精神を大切に進めたいと思います。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2016年9月18日 日曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
今日のテーマは『商売の原点とは』です。
私は自宅の近所にあるファミマに毎朝コーヒーを買いに寄ります。
毎日行くので いつものように店員さんと話をするようになりました。
そして私の仕事も話すようになったのです。
するとその方が「亀山の甚八へはよく行くよ」と言われ「いつもゲソ天を快くカットしてくれるから嬉しい」と話されました。
私はこの「快く」が嬉しくて早速先日の会議で報告しました。
そして他店でのこんなエピソードを思い出します。
少し前に「和食レストラン さと」で食事をした時のことです。
期間限定の「きのこそば御膳」をオーダーしました。
食べていると、きざみネギが入ってなく物足りなかったのでスタッフの方を呼び「きざみネギを下さい」と言いました。
しばらくしてネギを持ってきてこう言われたのです。
「上のものに確認しまして、本来ならお出しできないのですが、特別お持ちしました」
きざみネギですよ。。
私はネギは他でもお願いするのですが、このように言われたのは初めてです。
さらに、相方が注文した定食セットにみそ汁が出ていないのに気付きました。
もうすでに食べ終わってからだったのですが、一応言っておこうと再びスタッフの方を呼び「みそ汁が付いてなかったですよ」と言いました。
「お持ちしましょうか」と言われたが、帰るところだったので「要らない」と答えました。
少ししてスタッフの方が来て我々にハンディターミナルを見せて、システム上値引きができないと説明しだしたのです。
もうあっけにとられて「そんな意味じゃないので結構ですよ」と店を出ました。
もちろん正規の値段で支払いました。
でもなんかモヤモヤが残りながら店を出ると、すぐ後からスーツ姿のスタッフが横を素通りしていきました。
多分ゼネラルマネージャーか本部の人間でしょう。
今の件の相談があったかどうか知りませんが、何事もなかったような顔をして無言で行ったので、なんか余計にモヤモヤが大きくなったのです。
その日の夜と翌日各店で この体験をみんなに話ししました。
もし我々だったら、ネギの件はもちろん快くですが、何か付け忘れた時にはまずお客様の要望を聞いて、できるだけそれに答えることをお願いしました。
この事例では、食後のデザートかコーヒーのサービス、また急いでおられたら食事券等を渡す対応がベターだったと思います。
ただそれでもプラマイゼロですが。
戻って「和食レストラン さと」のHPを見ると会社の企業倫理の1番にこう出ています。
「1.おいしさと食の安全性を追及し、お客様の満足と信頼の獲得に努めます」と。
その数日後行った「そじ坊」というそば屋さんで きざみネギをお願いすると、快くお皿に山盛りで(笑)持ってきてくれました。
「さと」と「そじ坊」はどちらも株式上場企業で大きな会社です。
でもこんなにも差があります。
確かにこれらの事例は小さい事かもしれません。
ただ「一事が万事」だと私は考えます。
目の前のお客様に満足していただく事、これこそが商売の全てです。
我々は今後数店舗の出店をして行きます。
この事例を反面教師にして、1店舗1店舗しっかりと目の前のお客様を大切にすることです。
そして社員のみなさんはもちろんですが、パートさんアルバイトさん、一人一人がその場で判断できることです。
決して「上に確認したら・・・」なんて言わない社風作りを さらに目指していくべきです。
我々の判断基準とその順番は以下の通りです。
1.安全(Safety)
2.美味しい(Gusto)
3.健康的(Healthy)
4.楽しい時間(Fun time)
5.利益(Profit)
画像は甚八入口の駄菓子コーナーハロウィンです。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
プラスの言葉を使うNo1
本気のうどん 森下晃