東京青山店オープンまであと・・・1,851日!!
先週末、鈴鹿ハンターでは毎年恒例の餅つきイベントが行われた。
私たちは応援で一部二部合わすと、全部で9ウスの餅をついた。
つくのはとても大変な作業だったが、これも大切な日本の文化なのでたくさんの子供達に参加してもらい伝えられたことがとてもよかった。
翌日の日曜日には同じくハンターで地元算所のお祭りにちなんで子供みこしを、こちらもたくさんの子供達とかついで回った。
参加されていたあるお母さんの話では、鈴鹿へ引越ししてこんなイベントがあって嬉しいと喜んでみえた。
他にも亀山みずほ台にお住まいのかたは、なかなかはっぴを着れることがないのでいい、とカメラを片手に言ってみえた。
感じることは、鈴鹿・亀山に会社が増えるなか、ご主人の転勤で新しいご家族が増えてきているようだ。
そして都会から来ると、このようなイベントは喜ばれている。
こんな光景をみていると、最近起こっている「誰でもよかった」の無差別な凶悪事件、身内をあやめてしまう悲しい事件などは起きないと思う。
地元のお祭りや行事などがほとんどない今、隣近所の人と人とのつながりがとても薄くなってきている気がする。
昔の人々は、こんなことも計算しながら行事を作ってきたのだろう。
現在は他人に興味をもたなくなり自分さえよければいいとか、今が楽しければいいと考える人が増えてきていると感じる。
これがどんどん進んでいくと日本は「こころ」のない経済のみの成長になってしまう。
この「こころ」とは良識のことで、善悪の判断をきちんとできる人のこと。
怖いのは、こころが伴わない成長は歴史を振り返ると必ず崩れている。
古い事例だが、「ノアの箱舟」「バベルの塔」などは有名な実話である。
そして悪い歴史を繰り返さないためにも、こころの勉強はとても大切だと思う。
学校をはじめ、職場でもほとんどこの良識を教えていないと思う、中学校の娘の話を聞くと、それらが感じられる。
私は店でアルバイトをする学生のパートナーたちにいつも言うことがある。
あなた達は一番遊びたい時期にアルバイトをしている、とても偉い!だからお金を稼ぐことに加えて人としての勉強を覚えていってほしい。
お客様に喜んでもらったら自分がとってもハッピーになること、人の役にたてるやりがい、社会人としてのルール、他にもいろいろある。
お金は使ったら無くなるが、これらは一生忘れない大切な財産になる。
そう考えると、私たちの職場が学校の代わりを担っていかなければならないのかもしれない。