2009年3月3日
☆2009年スローガン『本物を目指す年!』
☆東京青山店オープンまであと・・・1634日!!
土曜日に「地産地消と子どもの食」というテーマで講演会があった。
これは、鈴鹿の農業を考える議員さんたちが主催している。
地産地消というのは、地域で採れたものを地域の人たちが食べる、いわゆる自給自足のことです。
講師は元長野県真田町教育長の大塚みつぐさんというかたでした。
最近の子どもたちの食事の内容がどんどん変わってきた。
その背景には、親達が食育について知識が少なく、バランスのとれてない内容になってきている。
要は、肉を中心とした食事が多く、魚や野菜の摂取が減ってきているということ。
これは私たちの世代もそうだと思う。
子どもが食べてくれるなら、ついついハンバーグや焼肉など肉類の料理を作ってしまう。
そこへ休みのときなどお昼はカップラーメンというときもあるだろう。
或いは、コンビニで好きな弁当を買ってきたり。
でもこの先生の調べた結果、恐ろしいことがわかってきている。
最近の凶悪犯罪、ゆわゆる「誰でもよかった」犯罪や、子どもが信じられないほど凶悪な犯罪を犯した犯人を調べたところ。
ほとんどが中流以上の家庭で、ある程度裕福なことがわかった。
だから子どもの言うとおりで、食べるものも肉類が多いことがわかってきた。
そして誰でも良かった犯罪の犯人は、コンビニの弁当とカップラーメンでほとんど食生活をしていることもわかったらしい。
これをどう解釈するかは自由だけど、なんとなくわかるような気がする。
大塚先生は、食のバランスを重視してみえるので、せめて学校給食だけでも魚や野菜をとろうと考え真田町の給食をこれに変えてきた。
その結果、荒れていた学校から犯罪や非行が減ったり、学力レベルがあがったという。(ちゃんとデータもありました)
もちろん、ここになるまでは、まず先生たちの反対がかなりあったという。
先生たちも、この魚や野菜メニューをいやがったからだ。(わかります)
大塚先生の強い思いで今では全国でも明るい町で有名になり、なにより子どもや親御さんが喜んでいる。
この話を聴いて、何か感じた人は、この機会に食生活をぜひ考えてください。
私も、ちょこちょこコンビニで買い物をするんですが、内容を考えながら買いたいと思いました。
感謝!!