2011年8月4日 木曜日
『善きものを他人に与えようとする性質をもつこと!』
みなさん!おはようございます!!
『究極のフォーユー』
昨日は、移動で時間があったので、たくさん本を読めた。
日本が昔戦争をしていたころ「特攻隊」という部隊があった。
特攻隊とは、特別攻撃隊の略で敵の軍艦などに対し飛行機や魚雷で体当たり攻撃をする部隊です。
自分の命を捨てて、敵を攻撃するのです。
鹿児島の知覧というところに戦時中その基地があった。
ここから多くの少年が特攻隊として出発し敵に体当たり攻撃をした。
そして多くの少年の命が散っていった。
あえて少年と書きます、なぜなら彼らのほとんどが10代だったのです。
今、知覧基地は「特攻平和記念館」として残され後世に、この出来事を伝えています。
そこには攻撃に飛び立つ前の遺書がたくさん展示してあります。
私はまだ行ってないのですが、どれを読んでも涙が止まらないといいます。
そしてどの遺書にも、明日には亡くなる自分の命に対して両親に感謝の気持ちが綴られているといいます。
本には、そのひとつが書かれていました。
涙が止まらなかった一文を紹介します。
『・・・後に続く生残った青年が、戦争のない平和で、豊かな、世界から尊敬される、立派な文化国家を再建してくれる事を信じて、茂は、たくましく死んで行きます。・・・大命を拝して 十八歳 茂』
若くして命をなくす辛さは、もう自分たちだけでいいという思いが伝わってきます。
戦争のない平和な国で若者が暮らせるように自分の命を使う。
人は誰かのためなら頑張れる、究極のフォーユーです。
生きたくても生きられなかった彼らの思い。
私たちに出来る事は、目の前の志事を通じて素晴らしい日本にすることが使命です。
使命とは、自分の命の使い方なのです。
そして終戦したのは8月の15日、
そうするとたぶん今頃、知覧基地からたくさんの少年が飛び立って行ったのだと思う。
私がこの時期に、この本に出会うのには何か大きな力を感じる。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃