2012年3月7日 水曜日
『元気なあいさつナンバーワン!』
みなさん!おはようございます!!
『気仙沼からのメッセージ』
夕べは気仙沼から現地の復興支援リーダーの方が鈴鹿へ来られ講演をされました。
内容は、3月11日当日のことから、非難生活、そして現在の状況などとても生々しく話されました。
聴いていると震災の爪跡が今も大きいことが分かります。
それは土地や建物だけではなく、人の生活が大きく変わったことによるニ次的な災害が出ていると感じた。
その本質を考えると、みなさん仕事を失ったことです。
半年近く失業保険の生活、また復興が遅れ支給期間の延長で一年近く その生活を余儀なくされる。
その結果、仕事が無いので街は閑散としているが、唯一パチンコ屋さんだけは朝から超満員だという。
中には支給された全部を ここに突っ込んでしまう人もいるらしい。
今街はパチンコだけが大繁盛という異様な光景なのです。
また今朝のラジオでは飲酒の問題も大きいと言っていた。
仮設住宅で一人暮らしをしていると朝からお酒を飲み、寂しさや時間をまぎらわすのです。
スーパーでは焼酎のペットボトルがたくさん並んでいるようだ。
これらはやはり震災のニ次災害だと思うのです。
昨日の講演会で質問が出来なかったが、
気仙沼は漁業が一番の産業だったと思います。
それが震災後どこまで復活しているでしょう。
長期的な復興を進めていくには街の産業が要だということです。
東京湾直下型地震や東南海地震の確率が高まる中、明日は我が身です。
そういう意味でも私たちは今回の震災を忘れてはいけないのでしょう。
元気なあいさつNo.1!
本気のうどん 森下晃