2012年8月11日 土曜日
『元気なあいさつナンバーワン!』
みなさん!おはようございます!!
『価値観の変化をよむ』
我々うどん業界の年間売り上げは、ここ数年そんなに落ち込んでいない。
ただ、昔から個人で営んでいるうどん店は、どんどん閉店してしまっている。
今業界の売上を支えている元気な店は、新しく個人で開業する店と大手チェーン店である。
大手は言うまでもない丸亀製麺所ことで、
注目したいのは、新しく業界に参入する個人店です。
彼らは、麺質にこだわり圧倒的に美味しいうどんで勝負している。
さらにメニューが斬新で今までの定番にこだわっていない。
わかりやすく言うと、ラーメンやパスタなど他の麺類との境界をなくしている。
クリーム、豆乳スープ、ゴマだれ、ラー油、キムチ、などなんでもありだ。
ただ繁盛店のほとんどは、女性客が多いのが特長です。
価格も少し高目になっているが、内容からみると納得いくものである。
因みに四日市にある老舗のうどん店は、天ぷらうどんが1,200円で、かき揚げ天ぷらうどんは1,500円する。
これはすべて単品の値段です。
ここの女将は、客数が減ったことを景気が悪いからだと言っていた。
ただ1,500円だせば、流行りのレストランでは食べ放題でデザートカフェまで楽しめる。
要は、世の中の1,500円の価値が変わっているのです。
我々の商品も値段は以前から変えてません。
しかし、世の中の価値観は変わっている。
ゑびすやで肉うどんは780円です。
マックで780円だせば、一番高いセットを頼んでもまだお釣りがくる。
牛丼チェーン店では、そんな高いメニューはない。
ただ、肉うどん780円の値段を下げるのではなく、一つ一つ真剣勝負をして価値を上げることです。
我々はこの価値観の変化をしっかりとわかって、商売をしなければいけない。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃