2013年1月6日 日曜日
『モノからコトへ』
~ヘルシーライフスタイルのプロデュース~
みなさん!おはようございます!!
『丸亀製麺は 讃岐うどんを売っていない』
新東名にはサービスエリア(SA)が、たくさん出来ている。
走っていると、15分おきぐらいに SAがある。
年末年始などの大型連休を除くと、どのSAも結構苦戦している。
どれも最新の設備で立派ですが、ゲストの数は少ない。
中でも、浜松SAと駿河湾SAは 大きいので比較的賑わっている。
浜松SAのフードコートに我々と同業のセルフうどん店がある。
ただ、店は一番大きく取っているが案外利用されていない。
値段も、そう高い設定をしてないが。
最近、丸亀製麺を真似て全国でたくさん類似店が出来ている。
でもその多くは丸亀製麺のように成功していない。
なぜか、、それは志しが全く違うと感じる。
丸亀製麺のトップは今では、世界中に1万店舗を作ると言っている。
コンセプトは「ドトールコーヒー店のように世界中に讃岐うどん文化を広めたい」
すごく立派な考えです。
ただ類似店は、そのような明確なコンセプトが見えない。
もしかしたら利益目的で、儲かっているようにみえるからやるといった発想かもしれない。
丸亀製麺があらゆるところに出て来ている今は、そう簡単に繁盛しない。
そして高速道路のSAでさえも競争が激しいと、そうなっているように感じる。
我々が参考にしなければいけないのは、
丸亀製麺は、讃岐うどんを売ってない、
讃岐うどん文化を広げたい、と言っていることです。
「はなまる」は自家製麺をしておらず、工場から入荷の麺を使っている。
確かに便利で効率的です。
でも「丸亀製麺」は、700店舗あるすべてが店内で自家製麺している。
これは指導的にも、品質管理的にも、とても大変で難しいことです。
香川で、うどん店巡りをした人はわかると思いますが、どの店も当たり前のように自家製麺をやっています。
だからこの手間のかかる店内自家製麺こそが、讃岐の文化なのです。
讃岐うどん文化を伝えるなら、これが必須ということです。
この考え方が「モノからコトへ」なのです。
今の時代、丸亀製麺を真似て讃岐うどんを売り苦戦している理由は、ここにあると考えます。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃