2014年9月2日 火曜日
『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』
パートナーのみなさん!おはようございます!!
うどん業界の最近の売上動向をみると、アベノミクスと共に伸びている。
これは過去の動向とは違ってきている。
過去うどん業界は、景気と反比例する傾向にあった。
株価が下がるとうどんそば業界が伸び、上がると伸びない、これが今までだった。
これはなぜか、当然ですが景気の悪い時は安いものが求められるからです。
ではなぜ今回は景気と比例して伸びているのか仮説をたててみます。
丸亀製麺など大手チェーン店から、新しい個人店に人気が出ていると考えます。
特に単価の高い麺を扱う上質思考の専門店です。
すなわち過去の「うどん=チープ(安っぽい)」という概念が、それらによって徐々に変化していると考えます。
確かに「つるとんたん」も単価の高い最たる例ですが、もっと個人店的なところが創作うどんで成功していると感じます。
創作うどんと言うと もう時代遅れの表現ですが、うどんというジャンルを超えたうどんが、どんどん出てきているのを感じます。
私は これは大和製作所、藤井社長の努力の成果が出てきていると思っています。
大和うどん学校の卒業生の開店率は約30%だと聞いています。
とすると一回の卒業生は8人なので、毎回二人から三人は開業しているのです。
そして全国各地の食べログで上位にいるのは大和うどん学校の卒業が多いのも事実です。
徐々にですが 彼らが業界を引っ張り、成果を出しているのは間違いないと思います。
藤井社長はご自分では言わないので、私が代弁して言います。
そして殆どの卒業生のみなさんは、セルフうどんはやりません。
一品一品本気で勝負するメニューで、単価は800円~1,000円です。
もちろん定番の きつねうどんや天ぷらうどんではありません。
時代の大きな流れを読み取ると、シニアシフトそして女性シフトです。
彼らは往々にして上質思考の店を選びます。
そう考えると、景気が上がってきているので単価の高いメニューが出るのではなく。
人口構造が変わってきているので、上質な単価の高いメニューが選ばれると考えます。
今取り組んでいる、二代目甚八のグランドメニューと麺の匠のリニューアル。
どちらもこの上質思考の流れを取り入れる必要があると感じます。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃