2014年9月18日 木曜日
『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』
パートナーのみなさん!おはようございます!!
日経MJに興味深い記事が出ていた。
数年前からステーキレストランで一気に店舗を拡大したところがある。
この辺では四日市日永にあります。
ここは居抜きの店舗物件を専門に開発し、初期投資を抑え数年で200店を越す全国展開を成し遂げた。
ただその勢いにも陰りが見え始め、2012 年をピークに現在は約半分にも縮小したのです。
記事でトップのインタビューでは、最近の上質思考や年齢構造など原因を語られていた。
要は時代の流れを読み切れなかったと言っているのです。
私もちょうどピークの頃、興味がありこの店に行った。
ハンバーグやステーキなどのメニューがメインで、全てにサラダバーやカレーの食べ放題がつくスタイルです。
今では珍しくないが、当時はそれが人気でした。
価格も決して安くなく、1200円~1500円ぐらいだったと記憶しています。
その時の感想としては、確かに食べ放題でお腹は満たされるのですが、満足度はとても低かった。
まずメインの料理の商品レベルが低かった。
また食べ放題のサラダバーなども同様でした。
一言で言うと、どの料理にも愛情が感じられなかったのです。
だからリピートする気にはなれないレストランでした。
この会社のHPをみると素晴らしい経営理念がメインにでていました。
でも結局、最近の厳しい状況も含め、トップの考え方と現場とのギャップが大きいのです。
決して世の中の動きについていけないのではないと思います。
まず第一に料理のレベルを上げれば、必ず生き残れるはずです。
単純ですが、美味しければまた来たくなります。
同じ四日市に週末になると予約が一杯で入れない老舗の洋食屋さんがあります。
ここが人気なのは、商品力です。
店の内装やサービスも驚くものではありません。
ただ料理一品一品 真剣勝負をされ、どれも愛情を感じます。
だからまた来たくなるのです。
当たり前ですよね。
今回の記事で勉強することは、ユニークなシステムだけで急成長することは長続きしないことです。
それは必ず真似されるからです。
まず、世の中の困りごとの解決という使命を全てのスタッフが共有すること。
そしてゲストに対して、その期待を裏切らないことです。
これを確実に実践しながら拡大していかなければいけません。
これから成長を進める我々にとって、とてもいい勉強になりました。
それではみなさん!今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃