2014年9月22日 月曜日
『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』
パートナーのみなさん!おはようございます!!
今朝の日経MJの一面に「マック離れ深刻」というタイトルで、
MJ 1200人アンケートの内容が掲載されていた。
主な要因には中国の食品安全問題があるが、そればかりでもない。
次いで価格が高いや、食べたい商品がないと続く。
また都心では、店内のスペースが狭いとか店が汚いという意見もある。
私が毎朝行くマックは、地方なのでそれは感じられないが。
この記事をみていると、やはり藤井社長の言葉を思い出す。
それは「生産年齢人口の減少」です。
これは15歳から65歳までの いわゆる働き盛りの人口で、
日本は今から19年前の平成7年がピークで現在まで下がり続けている。
今回のMJ 1200人アンケートは、まさにこの生産年齢人口が対象だ。
特に「価格が高い」という意見は、とても興味深い。
ここからは私の見解ですが、
マックはこのターゲットを変えず価格の高いメニューを出してきている。
要は働き盛りの人たちに、このメニューを提案しているのです。
サラリーマンの小遣いが20年前から半分になっている中、高単価メニューは厳しいだろう。
前任の原田CEOがやられてきた「100円マック」「マックカフェ」は彼らがターゲット、安くて長く滞在できるので人気があった。
今のトップであるカサノバ氏は、ビッグアメリカンやサッカーWC参加国のメニューなど付加価値をつけて高単価メニュー戦略をとってきたが、
結果としてターゲットを変えられなかった。
そして大事なことは、この流れは我々にとっても非常に参考になる。
先日の会議でも、今後は高く売ることを考えると話した。
ただ高く売るということは、ターゲットを変えるということです。
これはとても難しく、見えない部分のシッカリとしたコンセプトを持たなくてはいけない。
もし小手先だけでメニューを高くしてしまうと、非常に危険だ。
まずやりたいこと「なぜそうなのか」という見えない部分がとても重要なのです。
尚且つ、それが世の中の困りごとの解決にならなければいけない。
このように今はとても深く複雑なことを考え、それをわかりやすく提案することです。
それを上手く表現し大成功しているビジネスモデルはたくさんある。
先日話した「スープストック」、惣菜の「アールエフワン」、
日本橋にある「にんべん」、そして福岡の「かやのや」などは、そのヒントになると思う。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃