2015年1月10日 土曜日2015スローガン
〜明るさという性質を持つこと!〜
パートナーのみなさん!おはようございます!!
外食業界では昨年の食材の偽装問題に続き、異物混入問題が次々と出てきている。
もちろんこれらはあってはいけないことで、我々も十分に気をつけなければいけない。
ただその一方で視点を変えて考えてみると、
藤井社長が言われていた日本の外食業界のレベルのことを思い出す。
日本のそれは欧米と比較するとかなりレベルが低いと話されていた。
例えばイギリスでは、ラーメン一杯は 1,000〜2,000円が当たり前なのです。
原材料は日本とそう変わらないので、粗利が大幅に違います。
そして粗利の大半は人件費です。
結果、簡単に言うと欧米の外食企業は銀行や大手企業並みの給料があるのです。
さらにチップ制度があるので、サービス力が高くゲストを喜ばせば どんどん所得が上がる仕組みです。
だから日本とは違い、外食企業は人気の職場なのです。
反対に日本は今渦中のファストフードチェーンや牛丼チェーンが、
デフレの時から価格競争に走り、ハンバーガーや牛丼の値段を一気に下げてしまいました。
我々のうどん業界もしかりです。
このため粗利が圧縮され給与が下がってしまった。
ちょっと前にあった牛丼チェーンの過酷な労働もこの流れです。
給料が安いから人が集まらない、これも事実だと思います。
そして昨今の事件は、
そんな環境の中で いい仕事が出来るはずがない、ということです。
我々はぜひこの流れを止めたいと思います。
今ではセルフうどんでも高単価のメニューを導入し粗利を上げる努力をしています。
これには条件があります。
商品力を95点以上にすること。
なぜ高いかを説明できるサービス力があること。
当たり前ことですが、200円の商品と、600円の商品は、この違いがあるべきです。
買う側に立ったら、よくわかるはずです。
だからまずこれを磨き上げていくべきです。
そして粗利を上げ給料を上げ、外食企業をステータスの高い企業にする。
これは我々の新しいミッションなのです!
それでは今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃