2015年2月5日 木曜日〜明るさという性質を持つこと!〜
パートナーのみなさん!おはようございます!!
大阪のセミナーで藤井社長に、とても面白い本を教えて頂きました。
「外食の天才が教える 発想の魔術」という本です。
著者はイタリア系のアメリカ人で、フィル・ロマーノ氏です。
まだ半分ぐらいしか読んでないのですが、
読んでいると、レストランがしたくなる内容です。
またロマーノ氏は、アメリカでオープンキッチンを実現した第一人者です。
この発想の原点は、幼少期に自宅のキッチンで母親が料理を作っている雰囲気を再現したかったからです。
ダイニングテーブルのそばでは、母がキッチンで料理を作る色んな音や香りがする。
そんな光景を見ながら料理がテーブルに並ぶ。
そして出来立てを家族みんなで楽しく食べる。
もう美味しいに決まっています。
これがオープンキッチンの原点なのです。
実はこの本を読んで、うどん店のビジネスモデルにしたのが丸亀製麺所だったのです。
藤井社長はこう話されました。
丸亀トップの粟田社長は「この本を外食関係者が読まないことを願う」と言った。
それほど我々にとっては興味深い内容です。
その中で私は素晴らしいレストランのコンセプトに出会いました。
それは「The second home 」です。
日本語にすると「第二の我が家」です。
これをコンセプトにしたら、きっと素晴らしいレストランが誕生すると思います。
もちろん既存店も同様です。
私の思い出の中でもこんなエピソードがあります。
家族の記念日になると決まって松阪にあるイタリア料理のレストランで食事をしました。(今思うとその頃からイタリアンが好きになった)
そこもカウンター席に座ると、キッチンでコックさんのフライパンをふるのを見ながら食事できます。
私達が食事をするのはいつも反対側のダイニングですが、
考えてみれば待合室も(当時はいつも満席だったので)そのカウンターのそばでした。
マスターはキッチンでフライパンを振り、気さくなママはフレンドリーな会話で親近感を覚える。
そんなアットホームなレストランでした。
お楽しみの料理は、イカの墨煮、ガーリックトースト、チーズの入ったフレッシュサラダ、そしてコクのきいたマリナーラ、メインのきのこハンバーグ、デザートのようなフルーツサラダ。
どれをとっても美味しい料理ばかりで、ほんとうに楽しい時間だった。
私達にとっては、ここが「第二の我が家 The second home 」だったのです。
だからこのコンセプトは私にとって楽しい時間が蘇ります。
考えていると、ますますレストランがしたくなります。
かつて私達を楽しませてくれた大切な思い出を伝えたい、そんな想いを実現したいです。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃