2015年3月9日 月曜日
~明るさという性質を持つこと!~
今朝、先日の高崎でのセミナーを聞き直していて「ターゲットを絞る」について、さらに理解が出来た。
ターゲットと言えば、今までは「女性」「シニア」「ビジネスマン」「ファミリー」などという既成概念があった。
ただし、今は「ライフスタイルで絞る」という新しい概念を持つことが必要だと分かった。
藤井社長は、これをトヨタのセールス戦略の移り変わりを例に出し教えて頂いた。
昔は、新入社員には入門編としてスターレットやカローラ、課長クラスはコロナ、部長はマークⅡ、社長は いつかはクラウン。
このようにターゲットを絞り積極的に訪問セールスをしていた。
でも今は、ショールームをキレイにし訪問セールスを止めた。
そして、家族の多い方にはミニバン、行動派でアクティブな方にはフィールダーやSUV、リタイヤされた方にはアリオン、あるいは低燃費思考の方にはハイブリット。
このように、その人達のライフスタイルにターゲットを絞ったセールスに変わったのです。
これが「ライフスタイルで絞る」という考え方です。
これを我々のビジネスに置き換えると次のように考えられます。
大きく分けると二つです。
まずは、食事に時間をかけない人、あるいはかけれない人。
具体的な例では、ハンバーガーや牛丼、セルフうどん、そしてコンビニなどになると思います。
二つ目に、時間に余裕があり ゆっくりと満足いく食事をとりたい人。
先日行った、坂東太郎、モクモクファーム、そしてファミレスではロイヤルホストなどでしょう。
両者を比較すると、一人当たりの客単価が全く違ってくるのは一目瞭然です。
そして往々にして後者は、経済的に余裕があり健康思考だと思います。
このようにライフスタイルで絞りコンセプトを創ると全く違う業態の店になります。
まずはここを明確にして、店の内容、立地条件など決めていきます。
さらに、今後の人口構造(生産年齢人口の減少)、家族構成(核家族化・生涯未婚率上昇)を考え、どちらがビジネスとしていいのかです。
そして、この大きく分けた二つのマーケットで、それぞれの困りごとの解決が出来ればいいのです。
今日はターゲットを絞るについて、あらためて勉強になりました。
写真は、hanayeの新しいランチBOXです。