2015年11月25日 水曜日
『ららぽーとエキスポシティopen!』
大阪に大型モールが立て続けにオープンしています。
10月23日に「イオンモール四条畷」、そして11月19日には「ららぽーとエキスポシティ」です。
昨日は久しぶりに午後から時間があったので視察に行ってきました。
まず最初は「ららぽーと」です。
立地は名前の通り吹田の万博公園エリアにあり、1970年の大阪万博EXPO70の跡地です。
45年前の当時は小学生だったが、父に数回連れて行ってもらった記憶があります。
そしてシンボルの「太陽の塔」は、今でもしっかりと存在感があり、とても懐かしく感じます。
その正面に出来た ららぽーとは先週にオープンしたばかりで、さすがに多くのお客様で賑わっていました。
三連休あとで少しは落ち着いているかと思いましたが、大きな間違いでした。
早速フードコートへ行くとカラフルな電飾が目を引き、各店のファサード(看板など外観)も個性あふれるもので、アメリカで訪れたフードコートのようです。
フードコートは たくさんのお客様でしたが、夕方前ということで席が空いてないほどではありません。
我々と同業のうどん店は、「讃岐うどん まごころ」という店で、香川県丸亀市の宮武製麺所が運営しています。
この宮武製麺所は関東のららぽーとでは もうおなじみの店で、品質も良いと思います。
そしてここのフードコートも、各店の客単価は上がっています。
というより、客単価の高い商品を扱う店が主流になってきて、
我々が入っているAM鈴鹿のフードコートとは全く違ってきているのです。
だから大手のファストフードチェーン店は、もうありません。
唯一セルフうどん店だけが、一品あたりの客単価の低い店です。
牛タン、ローストビーフどんぶり、高級バーガーなど、1,000円前後でも納得できる店ばかりです。
そう考えると「麺の匠」で出している、シーフードサラダうどんや松阪牛スジカレーうどん、またビーンチャウダーうどんは時流です。
ただコンセプト作りが今後の最大の課題ですが。
今の麺の匠は、セルフうどんでありながら高単価メニューもあるので、中途半端なのは事実です。
讃岐式のセルフうどんの人気も、まだしっかりとあります。
一方で、どこのフードコートでもこれなので、もうそろそろ新しい業態の必要性も感じます。
ただ 藤井社長が言われる「マーケティングとイノベーションは表裏一体」の通り、新しいうどんの業態のニーズがどこまであるかです。
フードコート=ファストフードがこれまでの成功方程式です。
これが崩れ今では、有名店+グルメ志向になってきています。
レストランのように時間を楽しむスローフードまではいきませんが。
新しい造語ですが「ミドルフード」かも知れません。
カジュアルに高級グルメが楽しめる。。ですかね。
試食後レストラン街に行くと外に面していました。
公園を前にし二つのフロアーで段差をつけ、雰囲気はいいです。
ただ日本の気候環境では、この外に面しているのが気になりますが。
総合的にみると「ららぽーとエキスポシティ」は素晴らしいショッピングモールリゾートだと思います。
イオンモール四条畷の報告は、また次回します。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃