2016年1月31日 日曜日
社長のブログ Vol.1236より
『外食はエンターテイメントビジネス!』
スローガン~今来て頂いているゲストに もう一度来ていただく!~
来年4月からの消費税10%に伴い、政府は軽減税率の導入を進めている。
これにより外食ビジネスは大きく変わると予想されます。
それは、イートインは10%、テイクアウトは8%という線引きをしたからです。
これには外食ビジネスを引っ張ている大御所たちが猛反発をしている。
要は持ち帰りは税の軽減をするということです。
ただし同じものでも店内で食べると税を軽減しない。
これは外食することは贅沢でお金持ちがすることだという線引きにもとれます。
確かに政治家などが利用する料亭のようなところは贅沢です。
しかし、回転寿しやハンバーガー、セルフうどん、ファミレス、これらを利用する殆どが一般市民の方です。
これが贅沢なのでしょうか、あまりにも現実離れしている判断です。
とにかく今後はこのような環境で生き残っていかなければならないのは間違いありません。
我々も本格的に中食のhanaye+を始めてすでに2年が経ちます。
当然さらにテイクアウトに力を入れ比率を上げていく方針ではいます。
ただ外食するという文化は絶対になくならないと確信しています。
以前にもふれましたが私自身も子供たちが小さい頃は、家族と週に一度は外食を楽しんでいました。
そして記念日など特別な日には必ず外食をして絆を深めていました、今でもそうです。
それが例えファミレスでもどこでもいいのです。
みなんが集まってひとつのテーブルを囲み食事をする、こんな場所と機会がいるのです。
そして我々のレストランは、まさしくその場所なのです。
家族や友人との絆を深める、そんな機会なのです。
だからこれから大切なことは「外食する時間は、楽しい時間」という認識を我々は持たなければいけないのです。
「お腹を満たす」という時代はとっくに終わっています。
そういう意味では「エンターテイメント ビジネス」です。
そしてこれを演出することが、我々レストランビジネスの使命だと思います。
それはセルフうどん店でも全く例外ではありません。
今来て頂いてゲストに「楽しい時間だったね」と感じてもらえばいいのです。
先日も、甚八のパートナーが機能性表示のPOPを作ってくれました。
素晴らしいPOPで、機能性の内容よりまわりの言葉に感動したのです。
読んでいるとスタッフの想いが伝わりとても楽しい気持ちになります。
今日はここへ来て良かったという気分にもなります。
彼女はクリスマスやお正月にもこのような演出をしてくれています。
手作りで手書きなのですが、心の伝わり方が全然違います。
これも素晴らしい「サービス」なのです。
先日の部長のLINEでもあったように、人対人の接客だけがサービスではないのです。
その店の形態によりサービスのやり方も変わるとということです。
どうしたらエンターテイメントになるか、ぜひパートナーたちの人間力を生かしていただきたい、そう強く思います。
それではみなさん、今日も・素敵な・1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2016年1月23日 土曜日 『1月の近況報告!』
〜今来て頂いているゲストに もう一度来て頂く!〜
パートナーのみなさん!おはようございます!!
昨日は今年最初の衛生品質向上委員会があり、冒頭での私の近況報告では次のような話をしました。
まず今年のスローガンに沿って「サービス力アップ」に重点を置くよう再度お願いをしたのです。
次にプライスカードに「機能性表示」を入れることを統一していくことを説明しました。
機能性表示とは、食材の効能を示すもので消費者庁が認めたものです。
例えばニンジンは、動脈硬化予防、目の健康維持、免疫力の増強、美肌効果、便秘解消というよに表示できます。
外食は自分の食べたいものを選ぶので、どうしても栄養が偏ります。
だからこれを表示することにより、少しでもカラダ思いの食事ができると思うからです。
また12月度から、パートナーが店や会社に対する「貢献度」を毎月記録して残すことにしました。
現在年に2回の評価制度があるのですが、それには出てこない部分もあります。
例えば、はぴねす活動(地域の清掃活動)、トイレ研修、SC店長会、SC業種部会などの行事に参加してもらっていること。
また、忙しい時には快く時間延長を受けてくれたり、急な欠員を臨時出勤してカバーしてくれたり、逆にヒマな日にはシフトコントロールに協力してくれる。
他にもありますが、これらはマネージャー達店を運営する立場からすると、本当にありがたいことは言うまでもありません。
今まではこの貢献が記録として残してなかったので、一覧表で誰が見てもわかるようにします。
そしてこれも年2回の評価制度に加味したいのです。
とにかく影で頑張っているパートナーを認めたいということです。
その後は、部長より採用を進める確認と、出店関係の話がありました。
出店については積極的に進めており、木曜日には横浜で開催された「SCビジネスフェア」に行き十数社のディベロッパーさんと商談が出来ました。
この商談会は我々にとっては、とても内容の濃いものでした。
必ずどこかと出店契約ができると思います。
パートナーのみなさんには、契約を交わしたらまた報告をします。
画像は商談会でのテナント側ブースです。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2016年1月16日 土曜日
社長のブログ Vol.1134より
『これからが本当のサービスの時代!』
パートナーのみなさん!おはようございます!!
これからは本当のサービスの時代が来る、そう感じます。
今からちょうど10年前、新川さんが出された本にはこう書かれていました。
「今からはサービスの時代」と、、10年前ですよ!
この本の内容はサービス産業に携わる我々にとって、すごく勉強になるものです。
そして今あらためて、本当のサービスの時代が来ていることを実感します。
「モノ」売りの時代から「サービス」を売る時代になったのです。
それには今の時代背景があります。
今から30年ぐらいでしょうか、ジャスコ(現イオン)の岡田拓也さんの名言がありました。
「大黒柱に車をつけろ」です。
これは、いつでも変化できるように予め準備しろという意味で、まさに世の中の変化に対応するために、自らが変わらなければならないということです。
当時ジャスコはこの家訓で駅前立地から、郊外型のショッピングセンターに切り替えていき大成功をしたのです。
地元の人はわかると思いますが、当時の四日市駅前にはジャスコがありましたね。
その後は駅前を撤退し、郊外型のSCを出店していきました。
それはこの時代の背景に「モータリゼーション」があったからです。
自家用車の普及がどんどん進み、電車やバスから自家用車で買い物に出かけるようになったからです。
そしてもう一方で団塊世代の方たちがバリバリ働き、生産年齢人口がピークだったのです。
あれから四半世紀が過ぎ、今は再び駅前立地が見直されています。
「ららぽーと海老名や立川立飛」も、駅直結でした。
これも今の人口構造の変化で、生産年齢人口が2割ぐらい減り団塊世代の方が高齢者になった背景があると考えます。
それと同時に、携帯電話の急速な進化により誰でも簡単にインターネットが出来るようになりました。
これによりビジネスのやり方も大きく変わってきて、ネットで買い物をするのはもう当たり前です。
私はアマゾンをよく利用しているのでこれを痛感しています。
そう考えると「モータリゼーション」から「モバイリゼーション」の時代だと言ってもいいでしょう。
加えて、コンビニやドラッグストアの大量出店も世の中を大きく変えていて、今ではなくてはならないものとなっているのです。
コンビニのない日常は考えられませんよね。
今は、なんでもネットで買える、なんでも近くで買える、そういう時代です。
そして「食」のビジネスも全く同様なのです。
中食やデリバリーのウエイトが増え、同じようにネットで注文でき、コンビニで簡単に買えます。
しかしどれだけ便利に簡単になっても買えないものがあります。
それが「サービス」です。
人対人の接客サービスです。
そして外食は接客サービスを存分に発揮できる場所なのです。
10年前に新川さんはそう言われています。
まさにこれからが本当のサービスの時代だと痛感します。
我々の今年のスローガンは、今来て頂いているゲストにもう一度来て頂くです。
わざわざ来て下さったお客様に、ネットビジネスや宅配では得られない心地よいサービスを提供すること、それが我々が今できる最大の使命だと考えます。
これからが本当のサービスの時代です!
画像は、麺の匠のカップ総菜です。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃