2016年6月23日 木曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
6月度が終わり、相変わらず厳しい業績が続いています。
全店予算対比で90%、そして全店昨年対比では98%と、予算を大きく下回ってしまいました。
そんな中でも東京甚八は絶好調です。
予算をクリアーして昨年対比では二桁伸びです。
先月末放送されたテレビの影響もあるのですが、それをこなす山上マネージャーと匹田くん、そしてパートナー達の頑張りなのです。
人手不足なのに本当にすごいと思います。
人手不足というと、その影響が出ているのは麺の匠と甚八です。
以前から両店の売上が悪い原因は、人手不足による回転率ダウンと仮説を立てていたのです。
とくに週末にその影響が出ていると考えています。
麺の匠はフードコートなので、全盛期の週末には9人、時には10人体制で回転を上げていました。
注文口で並んでおられるゲストにはハンディでオーダーをとり、注文口での料理提供の待ち時間をなくしていました。
天ぷらは2人体制で切らさないように 揚げ通し、
さらにレジは2台でこなし、
サービスの薬味コーナーは3セット設置していたのです。
これらによって一連の流れを、詰まることなくスムーズに回していました。
その結果大きな売上を実現していたのです。
今はこれをやりたくても、人がいないから出来ない悔しい状況です。
一方、甚八はロードサイド店です。
ミニストップ、すき家、そして甚八の3店舗で駐車場を共有しています。
ですから日曜の昼になると、駐車場は空きを探す車で右往左往しています。
甚八も全盛期には最低でも8人で回し、80席の客席をフル回転させていました。
あまりにも提供スピードが早いのですぐ満席になってしまい、席が空くのを待つために提供を調整していたぐらいです。
このように麺の匠と甚八は課題が鮮明になっているので、人手不足さえ解決すれば売上を伸ばす可能性が見えてきます。
重要なことは、この可能性をマネージャーが理解することです。
そしてパートナー伝え、時間帯毎の目標数字を明示し達成を目指す。
こうして皆んなで意識すれば、必ず結果はでると考えます。
ぜひ取り組んでいきたいと思います。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
2016年6月22日 水曜日
今日のテーマは『意味のない志事(仕事)はない!』です。
ゑびすやのパートナー達からエビ天の揚げ方について、一度手本を見せて欲しいと依頼があった。
早速時間を見つけて、エビ天揚げ方講習会をしました。
揚げる前に、エビ天をキレイに揚げるには幾つかの要素がいる事を説明しました。
伸ばし(切り込み)から始まり何項目ものコツがあります。
説明していると膨大な内容になるのでカットしますが、
とにかくどの工程にもキレイに揚がるための意味があるのです。
だから教えた通りにしなければ上手く出来ないのです。
分かりやすいのでエビ天の例を話しましたが、現場を見ていると意味のある作業が出来てない時がしばしばあります。
それを見ると、どんなに忙しくても その都度その場で指摘をし、作業の意味を伝えます。
一回や二回では直らないことも多々ありますが、根気を持って指導します。
もし指摘をせず放っておくと認める事になり、クオリティが下がってしまうのです。
ただ私はあくまでもヘルプだから言いたい放題ですが、毎日顔を合わしているマネージャーとしては、長い目で見ているところもあると思いますが。
話を戻して、会社の中ではそれぞれの立場でそれぞれ意味のある志事を持っています。
現場のパートナーは上記のように、
マネージャーはマネージャー立場で、
そしてオーナーの立場、
それぞれのポジションの志事には大切な意味があるのです。
現在は人手不足で、その辺りが混同しているように感じます。
こういう時だからこそ(私も含めて)今一度 自分が担っている志事を明確にして下さい。
特にマネージャーや社員のみんなは、ヘルプが済めば気持ちを切り替えて これを自問自答をして下さい。
それぞれのポジションの志事には意味があるのです。
それでは 今日も素敵な1日を!
2016年6月13日 月曜日
〜今ご来店頂いているゲストに もう一度来ていただく!〜
パートナーのみなさん、おはようございます!!
今日のテーマは『社会の四季』です。
日本の四季は、一年というスパンで春から始まり、夏、秋、冬という順番で繰り返されます。
もう当たり前の事ですね。
そして社会の四季も同様に、春、夏、秋、冬と繰り返されているということを知っていただきたい。
この四季のスパンは80年で繰り返されます。
今から約150年前の幕末の時代は、冬の終わりから春に差しかかる時でした。
明治維新になり、日本に春が来て、20年間くらい春の時期が続きます。
次に夏の季節になり、夏の時代も同じく20年位続き、明治時代の日本の高度成長期を迎え、日清戦争に勝利し、国中が沸き返ったのもこのころです。
やがて、日本も夏から秋を迎えるころが日露戦争に勝利したころで、秋の季節も約20年間続きます。
冬は関東大震災ころに始まり、第2次世界大戦の間が冬の時代だったのです。
そして、終戦と共に春の季節を迎えます。
終戦後、日本の春の季節は約20年間続き、1964年の東京オリンピックで日本の夏になり、戦後の高度成長期が始まったのです。
夏の季節も約20年間続き、1985年のウインドウズ発売ころから秋になります。
秋も約20年間続くのですが、その間にバブル崩壊がありました。
2005年の郵政解散で日本の冬が始まり、東日本大震災、そして今回の九州大震災と続きます。
従って、日本の現在は冬の真っ只中なのです。
次の日本の春は、オリンピックの後の2025年ころで、それまで日本の冬は続くのです。
このように約20年を一つの季節として繰り返されるのですが、一年の四季同様に順番が入れ代わることは絶対にないのです。
不思議ですが、そうなんです。
我々が知っておくべきことは、今は冬の真っ只中で成長するのが本当に厳しい時です。
しかし、もう10年もしないうちに必ず春がやって来るのです。
順番が入れ代わることはありません。
ですから、今のうちに、いかに未来に繋がる道筋をつけるかだと思います。
その大きなひとつが「グローバルスタンダード」だと考えています。
前回のブログで紹介したように、国を越えてビジネスをすることが当たり前になるということです。
もう一つは、スマホの普及で広がったネット社会を利用する、すなわち「ITスタンダード」です。
そしてこの二つを軸にイノベーションを起こすこと、これが我々の春への花道だと考えています。
今日は「社会の四季」という大きな動きを話しました。
幕末から明治維新、終戦後から高度成長期、これらのように、きっと今の時代も振り返られることと思います。
画像は土曜日に行った鈴鹿小麦収獲体験イベントの様子です。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃