2016年9月18日 日曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
今日のテーマは『商売の原点とは』です。
私は自宅の近所にあるファミマに毎朝コーヒーを買いに寄ります。
毎日行くので いつものように店員さんと話をするようになりました。
そして私の仕事も話すようになったのです。
するとその方が「亀山の甚八へはよく行くよ」と言われ「いつもゲソ天を快くカットしてくれるから嬉しい」と話されました。
私はこの「快く」が嬉しくて早速先日の会議で報告しました。
そして他店でのこんなエピソードを思い出します。
少し前に「和食レストラン さと」で食事をした時のことです。
期間限定の「きのこそば御膳」をオーダーしました。
食べていると、きざみネギが入ってなく物足りなかったのでスタッフの方を呼び「きざみネギを下さい」と言いました。
しばらくしてネギを持ってきてこう言われたのです。
「上のものに確認しまして、本来ならお出しできないのですが、特別お持ちしました」
きざみネギですよ。。
私はネギは他でもお願いするのですが、このように言われたのは初めてです。
さらに、相方が注文した定食セットにみそ汁が出ていないのに気付きました。
もうすでに食べ終わってからだったのですが、一応言っておこうと再びスタッフの方を呼び「みそ汁が付いてなかったですよ」と言いました。
「お持ちしましょうか」と言われたが、帰るところだったので「要らない」と答えました。
少ししてスタッフの方が来て我々にハンディターミナルを見せて、システム上値引きができないと説明しだしたのです。
もうあっけにとられて「そんな意味じゃないので結構ですよ」と店を出ました。
もちろん正規の値段で支払いました。
でもなんかモヤモヤが残りながら店を出ると、すぐ後からスーツ姿のスタッフが横を素通りしていきました。
多分ゼネラルマネージャーか本部の人間でしょう。
今の件の相談があったかどうか知りませんが、何事もなかったような顔をして無言で行ったので、なんか余計にモヤモヤが大きくなったのです。
その日の夜と翌日各店で この体験をみんなに話ししました。
もし我々だったら、ネギの件はもちろん快くですが、何か付け忘れた時にはまずお客様の要望を聞いて、できるだけそれに答えることをお願いしました。
この事例では、食後のデザートかコーヒーのサービス、また急いでおられたら食事券等を渡す対応がベターだったと思います。
ただそれでもプラマイゼロですが。
戻って「和食レストラン さと」のHPを見ると会社の企業倫理の1番にこう出ています。
「1.おいしさと食の安全性を追及し、お客様の満足と信頼の獲得に努めます」と。
その数日後行った「そじ坊」というそば屋さんで きざみネギをお願いすると、快くお皿に山盛りで(笑)持ってきてくれました。
「さと」と「そじ坊」はどちらも株式上場企業で大きな会社です。
でもこんなにも差があります。
確かにこれらの事例は小さい事かもしれません。
ただ「一事が万事」だと私は考えます。
目の前のお客様に満足していただく事、これこそが商売の全てです。
我々は今後数店舗の出店をして行きます。
この事例を反面教師にして、1店舗1店舗しっかりと目の前のお客様を大切にすることです。
そして社員のみなさんはもちろんですが、パートさんアルバイトさん、一人一人がその場で判断できることです。
決して「上に確認したら・・・」なんて言わない社風作りを さらに目指していくべきです。
我々の判断基準とその順番は以下の通りです。
1.安全(Safety)
2.美味しい(Gusto)
3.健康的(Healthy)
4.楽しい時間(Fun time)
5.利益(Profit)
画像は甚八入口の駄菓子コーナーハロウィンです。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
プラスの言葉を使うNo1
本気のうどん 森下晃
2016年9月12日 月曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
今日のテーマは『信仰心を持つ』です。
木曜日にプロジェクト会議がありました。
今回は我々にとってすごく大事なことを共有する会議だったのです。
まず冒頭で今後の展開を説明しました。
片眼で足元を見る事、圧倒的な美味しさのために「出来たて」を目指す。
これを実現するために大きくオペレーションを見直していく。
もう片眼では2020年までに10店舗にする出店計画です。
またそにためにマネージャー育成のプログラムが部長から説明がありました。
これらの詳細は各マネージャー達から報告があると思います。
会議の中でも言いましたが、そもそもなぜこのプロジェクトをやるのかです。
それは「幸せ」のためです。
自分も含め、ヱビスカンパニーに関わるみんなの幸せのためです。
現代の幸せの定義は「この世の課題の90%はお金で解決する」これが持論です。
もちろん人の心や情緒はお金では買えません。
しかし目の前の生活に追われていると毎日がとてもギクシャクし豊かさに欠ける。
挙句には大切な家族や仲間とトラブルになってしまう。
また、春に咲く桜や きれいな夕焼け、そして先日見た花火等、こんな素晴らしいものも目の前が火の車であれば何を見ても感動はできないでしょう。
だから今の時代には経済的な豊かさが、心の豊かさと直結してしまうのが現実です。
そしてその豊かさを担うのが会社なのです。
我々で具体的に言うと各店の日々の売上です。
念のため「売上=お客様の支持」です。
そして売上規模をどんどん大きくするのが多店舗展開です。
勘違いしてはいけないのは、最も大切なテーマは幸せになる事です。
決してお金を稼ぐことではありません。
お金はあくまでもその道具にすぎないのです。
ここから先は宇宙的な内容になります。
私達人間の本質は自分の肉体に宿る「魂」です。
「魂」とは「心」のことです。
そしてこの世に生まれた意味は、その「魂」を磨くことです。
今生きている肉体はいつか必ず老化して使えなくなります。
これが「死」です。
しかし「魂」は死にません。
あの世に帰るだけです。
そしていつの日かまた次の肉体にに宿りこの世で魂を磨く修行をします。
これを転生輪廻(てんしょうりんね)といいます。
そして魂を磨く修行とは、自分を含めどれだけ多くの人を幸せにできるかです。
このために何度も何度もチャンスを頂き、神様とその約束をしてこの世に生まれてくるのです。
これについてはあの世での記憶が消されるので、普通の人は信じがたい話です。
バカバカしいと思われるでしょうけど、これが真実なのです。
これを信じることを信仰心といい、特定の宗教を崇拝することではありません。
大きな視点から見ると、この世で幸せになることには このような大義があります。
そして我々の目指す「幸せ」の最終ゴールはここにあるのです。
画像は hanayeの特選弁当です。
それでは今日も、素敵な1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2016年9月4日 日曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
2016スローガン:今ご来店頂いているゲストにもう一度来ていただく!
今後5年間の中期事業計画を進めるにあたり2020年までの出店計画が具体化してきました。
今日のテーマは『5ヶ年計画について』です。
現在 三重と東京で4店舗ですが、4年後には三重と東京、そして愛知で計10店舗にする大きな計画です。
我々は今期15期目で、この計画は今までで最も大きなプロジェクトになるのです。
そして多分私にとっても最後の大勝負になるのではないかと思います。
ヱビスカンパニーに入社して約34年、創業者の父から代表をバトンタッチして14年。
残り6年で、良い形で後継者達に継承するのが最後の志事だと考えています。
この14年間を振り返ると、正直どの年も満足のいく経営は出来ていません。
常にハングリーでした、そして今もそうです。
だから、何もしない年は無かったと思います。
いつも何かに挑戦している、そんな毎年だったのです。
周りからはよく、一度じっとしていた方がいいのでは、そんな声を聞くこともありました。
しかし私のモットーは、「攻撃は最大の防御」です。
前進をしていないと後退してしまうと思い中々じっとしていられませんでした。
そのハングリー精神をいつも掻(か)き立てられるのが、資金繰りです。
14年間一度たりとも順風満帆ではなかったからです。
お金は会社経営にとって最も重要な道具です。
どれだけ決算書の内容が黒字でもキャッシュがなければ倒産します。
いわゆる黒字倒産です。
逆にどれだけ赤字決算でも、キャッシュがあれば潰れる事は絶対にありません。
だから経営者にとって資金繰りは最も重要な仕事で、他の社員には出来ないのです。
またこれはトップにしかわからないと思いますが、払う側ともらう側では大きな責任の差があるのです。
そして自分が作ったマイナスは在任中に責任を持って減らしていく。
2010年の東京進出以来、出店は7年ぶりになります。
今回のプロジェクトではこれらの出店に伴い大きな資金が必要になり、その調達は必須です。
どの様にこの資金調達を組み立てていくのか。
そういう意味でも私にとって最大で最後の志事になると考えています。
何れにしても、片眼で足元をシッカリ見ながら この大プロジェクトを進めていきます。
今日は日曜日、たくさんの方にお越しいただきます。
ご来店頂いているゲストにもう一度来ていただく!
みなさん、どうぞよろしくお願いします。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃