2017年6月9日 金曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
先日は久しぶりに藤井社長と会うことが出来ました。
相変わらずお元気で、何か少し若返られたような気がします。
話のテーマはまず「人手不足」についてです。
私はこの業界に入って約34年になります。
そして店の店長をしてから今までの間、一度も人手不足でなかった時はありませんでした。
常に人手不足であり、時には40席ほどの店をランチタイム2人で回した記憶もあります。
もちろん今でも毎日のように店の責任者からは人手不足の悲鳴が聞こえます。
これは藤井社長の大和製作所も全く同じなのです。
そして藤井社長はこう言われます。
アルバイトの時給を2,000円にしたらどうなりますか!
きっと面接の行列になるでしょう。
1,000円そこらで募集するから来ないのです。
時給2,000円に出来るように儲かるビジネスをすればいいだけですよ!
ではどうすればいいか。
諸悪の根源は「人と同じことをやっているからだ」と。
人と同じことをやらなければ、一脱できる。
香川県にはうどん店が800軒近くあり言うまでもなく「うどん」王国です。
結果、この業界では過当競争になり、みんな売上と人手不足で悩んでいます。
ただ他にも有名な店があります。
「一鶴(いっかく)」と言い、鳥の足を丸ごと焼いた骨つき鶏の料理をメインにしているレストランです。
鳥の足、一品勝負です。
一鶴は県内に6店舗あり、とても繁盛しています。
私も香川へ泊まりに行くときは、必ず利用します。
丸亀にある一鶴は300席ほどある大箱でも大繁盛しています。
名物の鳥の足は一本1,000円ぐらいなので原価から考えると相当粗利があると思います。
一方県内のうどん店は、一杯100円から200円、、しかも過当競争、あまり儲かっているとは思いません。
言うまでもなく、粗利が大きければ色んな事ができます。
もちろん時給2,000円も現実的になるのです。
そして、一鶴が繁盛している要因は競争がない他にもあります。
スパイシーな鳥の足を丸ごとかじる、それにビール。
そうですストレスの発散場所になっているのです。
今はストレス社会です、これに一鶴は答えたのです。
ビジネスの基本、世の中の困りごとの解決、これを満たしたといえます。
戻りますが、全ては「人と同じことをやらない」です。
これをテーマに全てを進めていかなければならないと考えます。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃