2009年4月29日 ☆2009年スローガン『本物を目指す年!』
☆東京青山店オープンまであと・・・1576日!!
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きのうの品質向上委員会の冒頭で「抽象度を高める」というお話をした。
抽象度とは、具体度の反対です。
抽象的と言うとわかりやすいと思いますが「大きくみればとか」「大まかに言うと」などに使われ、具体的はその反対です。
ここでの抽象度は、物事には必ず因果関係があるので、そこまで広く考えるということです。
原因があって、結果がある。
一点だけを見ていると物事の善悪の判断がわからないときがあります。
また言い方を変えると「鳥観的にみる」、鳥の目線のように遠く離れて見るということです。
そうすれば、何が原因で今があるのか。
ぎゃくに今何をすれば、将来成功できるのかが見えてきます。
私たちが今取り組んでいる三つのプロジェクトは、まさに抽象度を高めたものです。
すぐに結果が出るものばかりじゃないが、3年後から5年後の未来を考え取り組んでいます。
そして「鈴鹿小麦ブランディングプロジェクト」は、100年先の素晴らしい鈴鹿を考え今行動を起こしています。
坂本竜馬さんなど幕末の志士達は、きっと100年先まで考え倒幕を果たし新しい政治を志したと思います。
すごくカッコイイです!!
また、職場で何か課題や問題が起きた時、この抽象度を高めて分析してください。
適切な判断や答えがでます。
世界的には、最近あったミサイル発射事件も抽象度を高めて考えてみると、恐ろしいことが見えてくる。
今回の実験では、約4000Kの距離を飛ばすことに成功したのである。
ハワイまで約7000Kだから、アメリカに対して大手をかけたことになります。
日本はというと数百キロの距離だから(到達まで約10分)いとも簡単に打ち込められるだろう。
それなのにNHKのニュースでは、「飛シャ体が日本のはるか上空を通過した」と暢気なことを報道している。
彼らは、この恐ろしい事実をわかっているのだろうか。
抽象度が低いのか、お人よしなのか・・・情けないです。
話がそれてしまいましたが、抽象度が高い人は、人間の器(うつわ)が大きい人だと思う。
目の前のことにすぐ反応せず、考えてから行動する人。
この「考える」ということが、抽象度であり「器(うつわ)」の大きさです。
これから抽象度を常に言葉に出して考えて仕事をしていきましょう。
私たちの仕事は世の中のお役に立つことですから、その未来を考え抽象度を高めて行動することですね!
感謝!!
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