2014年7月17日 木曜日
『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』
~ヱビスカンパニードリームに向かって!~
パートナーのみなさん!おはようございます!!
今日も元気なあいさつで福来たるです!
マクドナルドや丸亀製麺が今になって売上不振になっている理由は。
その原因には大きく二つある。
まずは日本国内の生産年齢人口が減少していることです。
生産年齢人口とは、16歳から65歳までの年齢でバリバリ仕事をし、一番消費の高い層で、言わゆるビジネスマンです。
日本はこの年齢層が1990年をピークに今は減少の一方なのです。
もう言うまでもなく、丸亀製麺やマクドナルドは、この層がメインターゲットだったのです。
だからマクドナルドも丸亀製麺同様に、ここのところ売上は下がっています。
もう一つの原因は、コンビニの大量出店です。
そしてセブンイレブンのコーヒーを代表に、お弁当・惣菜など、すごくクオリティが上がってきている。
コーヒーではマックも100円コーヒーがあるが、正直セブンの方が美味しい。
またテレビのCMでもあるように、そばでも麺とダシがすごく研究され完成度は高い。
そしてターゲットはビジネスマンです。
これらは、俗に言う中食産業を伸ばしていることになり、彼らは完全に外食産業のマーケットを奪おうとしているのです。
その結果、同じビジネスマンをターゲットにしている丸亀製麺の売上が下がっているのです。
では丸亀は、なぜカフェ業態にいくのか。
カフェのターゲットは、女性またはシニアだからです。
冒頭にあるように日本の生産年齢人口は減少しているが、反対にシニア人口が増えている。
シニアの方は言うまでもなく、時間とお金があります。
またもう一方の女性は、消費意欲が強く、購買決定権も年々男性から女性に移行しているからです。
これは車や住宅などのカタログからもわかるように、女性へのアピールが中心にできている。
考えてみたら我が家も同じで、外食をするレストランの決定権は家内にあります。
また男性はお腹を満たすために食事をするが、女性は心の満足を求めます。
そして一人当たりの客単価も男性より高い。
このように、女性とシニアは大きなマーケットだからです。
賢明ですよね。
我々のビジネスも全く同じ環境におかれているのは事実です。
もし、今お越しいただいているお客様がビジネスマンの割合が多ければ、売上は減少していきます。
最近出店したラーメン店のオーナーも、ビジネスマンがターゲットだったので、売上が予定通りいかず困っています。
そしてこのような人口構造だけは、絶対に予測を外れることはありません。
だから我々も謙虚に受け止めて生き残るための手立てを打とうと考えています。
800店舗もある丸亀が、あっという間に方向を変えるのだから、我々にとっては容易なはずです。
もちろん今ある既存店に、もっと磨きをかけていくことは必須です。
そしてまずは掲げた予算は必ず達成することです。
そのうえで今後は、この人口構造を考え進めていきます。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃