2015年10月2日 金曜日
社長のブログ Vol.1217より
『目黒のとんかつとんき』
~明るさという性質を持つこと!~
パートナーのみなさん!おはようございます!!
昨日は、東京二代目甚八から麺マイスターにエントリーしてもらった大川さんのテストを実施しました。
三重でもそうでしたが、みなさん本当にレベルが高いことに驚かされます。
我々にとって初の麺マイスターが誕生することを楽しみにしています。
テスト終了後、以前から行きたかった目黒の「とんかつ とんき」に行ってきました。
その理由は、店内のレイアウトを見たかったのです。
外観は老舗のイメージが漂うオーソドックスな作りですが、のれんをくぐり手動の引き戸を開けると、
中央の大きく明るい厨房が目を引きます。
それを囲むように大きなコの字カウンターがあるのです。
だから厨房の中にいるスタッフの皆さんの動きを眺めながら食事をするイメージで、まさしくステージです。
大きな天ぷら鍋が4~5台あり、次々に揚がってくるとんかつを切っているのは、ここのご主人でしょう。
もしかしたら80才を超えているかもしれませんが、華麗なる動きで現役の主役でした。
こうやってここは、まさに「店はステージ」を実現しているのです。
同じレストランでも、レイアウトでここまで変わることが分かりました。
ステージを見ながら、、ここで麺を打って、あそこで天ぷらを揚げて、そしてそこで盛り付けをして、そう自分の店とカブらせるとバッチリ成り立ちます。
何よりもステージに立つカッコよさが想像できるのです。
さらに全席カウンターなので効率も良く、一石二鳥です。
「とんかつ とんき」を調べると、創業昭和14年でした。
創業当時からこのレイアウトかは分かりませんが、もしそうだとしたら、
70数年前に「店はステージ」というコンセプトを持って創ったことになります。
素晴らしいですね!
ぜひ今後のコンセプトの参考にしたいです。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃