2015年12月14日 月曜日
社長のブログ Vol.1228より
2016スローガン
『今ご来店頂いているゲストに もう一度来て頂く!』
パートナーのみなさん!おはようございます!!
名古屋にある大型モールに久しぶりに行ってきました。
ここは昨年の春ごろにオープンしたモールです。
フードコートに行くと、ある店が入れ替わっていました。
以前は確かパエリアをメインにする店だったと思います。
そこが今流行りのローストビーフマウンテン盛りの店になっていたのです。
その時は1人しか並んでいなかったが、食べログを見るとランチではかなり行列ができるらしい。
早速食べることにして女性スタッフに注文した。
するとオーダーを受けた責任者っぽい男性が無言で作り出す。
目の前で作るパフォーマンスです。
調理の様子を見ていると、トッピングの卵黄がうまく白身と別れない。
男性は舌打ちをして卵を捨てる。
そのあと器具を調整してやり直し卵黄をトッピングして、無言で私のトレイに置いた。
もちろん目も合わさずに終始無言です。
そして女性スタッフが「お待たせしました」と。
私がどう感じたかは言うまでもないと思います。
800円もする高単価料理なのに、、残念ですがこれでは食べる前から美味しさを感じません。
結局、ローストビーフの匂いが悪くほとんど残してしまいました。
付け合せのテールスープも同様、ぬるくて臭かった。
我々もこれは反面教師にしなければいけません。
どのような考え方の企業かわかりませんが、流行りを追いかける商売なのでしょうか。
10年ぐらい前に「はなまる」がセルフうどんで成功し流行りだしたころ、同じように大手企業も一斉にセルフうどんをやりだした。
その後も「丸亀製麺」が成功すると、そっくりコピーして続々と出てきている。
でもそのほとんどが消えてしまったのです。
理由はただ一つ、使命がないからです。
当時の「はなまる」のオーナーは、香川のセルフ讃岐うどんを女性や家族が入りやすい店にして全国に広めたいと言われていました。
「丸亀製麺」のオーナーは、讃岐うどんをドトールコーヒーのように世界に広めたいと。
どちらも使命が明確だったので、働くスタッフもそれを共有して生き生きとしていました。
ただスタッフへの共有ほど難しいものはありません。
我々には5つの使命があります。
・パワー 感動 勇気を与える元気な店
・日本の食 うどん文化の継承
・地元三重ブランドの発信
・ヘルシーライフスタイルのプロデュース
・外食企業のステータスを上げる
最初は一番上の一つだけだったのが、時代とともに増えてしまいました。
だからさらに共有が難しくなってきているのが課題です。
ただこのような事例を目の当たりにすると、使命共有の大切さをあらためて感じるのです。
画像は、松阪牛すじカレーのマウンテン盛りです。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃