2016年3月23日 水曜日
~今ご来店頂いているゲストに もう一度来て頂く~
パートナーのみなさん、おはようございます!!
今日のテーマは『緊急ではないが大切なこと』です。
この緊急ではないが大切なことは「第2領域」とも言います。
反対に緊急で大切なことは「第1領域」と言います。
当然優先順位は、緊急で大切なこと即ち第1領域です。
また、店舗巡回や毎月2回の会議では、ほとんどが第1領域の課題ばかりが出る現状です。
藤井社長は先日のセミナーで、あるホテル経営者の話をされました。
その方の悩みは、お客様や社員とのトラブルが毎日頻繁に起こるので、24時間その解決に追われ疲れきって何も進まない。
まさに第1領域の課題解決ばかりに、トップが全ての労力をかけているということだったのです。
ITの進化により時代の流れがとても早い今では、会社が成長しなければ直ぐに置いていかれます。
そして中小企業にとっては、会社の成長=トップの成長なのです。
そう考えると、おそらくこのホテルが無くなるのは時間の問題ではないかと思います。
藤井社長には3年ほど前から「トップは第2領域をやりなさい」と教えられているので、私もその訓練をしてきました。
その結果、おかげで今があると言っても言い過ぎではないと思います。
最近では、藤井社長に店舗巡回をして頂き、我々事業の今後の展開方法を具体的に考えました。
まずは、既存店に大きな売上目標を設定し、しっかりと利益を確保することです。
そのために我々に欠けているのは商品力でした。
マーケティングの結果具体的には、ゲストの望む商品力と、我々が提供している商品力との間にズレがあったのです。
今店舗では、そのズレを修正するための販促を実施しています。
これらも全て緊急ではないが大切なこと、第2領域をやっているのです。
そして第2領域を考えるのはトップだけではなく、店を守るマネージャーの仕事でもあります。
店に入っていると、ゲストの小さな声が聞こえます。
特にお客様同士の会話を聞くと、改善のヒントが沢山あると思います。
聞く気になれば、どんどん耳に入ってきます。
残念ながら会議ではそのような議題はほとんど上がってきません。
しかしこれも第2領域なのです。
緊急ではないが大切なことなのです。
ただ、ゆとりがないとそれは難しいことです。
だから我々管理者は、まず時間の余裕を自ら作り心に考えるゆとりを持つことです。
「人がいない、、、」直ぐその声が出ます。
しかし私の立場ではその言い訳は絶対通じません。
中には人がいないからと言って店をたたむ経営者もいます。
それだけは絶対にやってはいけないのです。
店には十数人のパートナーがいます。
そこにはそれぞれに家族があり、生計をたてる一助になっているのです。
だから店を守るマネージャーも、自分を守るために、そしてパートナーの家族を守るためにも、人を入れるアクションを起こし、時間に余裕がある環境にすることです。
それがマネージャーの大切な仕事です。
そして第2領域を進めなければならないのです。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃