2016年8月8日 月曜日
2016スローガン「今ご来店頂いているゲストに もう一度来て頂く」
パートナーのみなさん、おはようございます!
今日のテーマは『多店舗展開をするには』です。
我々の今後出店計画は、現在の4店舗から2017年~2020年にかけて10店舗にすることです。
候補地は三重県と愛知県を予定しています。
三重県内では、ロードサイド店が2店、高速道路のパーキングエリアが1店、大型モールフードコート1店、そして愛知県では、大型モールのフードコート2店です。
これらはすべて、セルフ業態のうどん店を考えています。
もちろん資金調達や先方との交渉次第で全部が実現するとは限りません。
しかし今後の4年間は本腰を入れて出店計画をすすめるつもりです。
数年前の計画では もう少し早いペースで出店をする予定でしたが、なんせ逆風が強く立っているだけで精一杯、が正直なところでした。
決して今が追い風ではありません、しかしなんとか3期連続の黒字に転換できたこと、
さらにこの厳しい数年間で培ったものを生かし、今からが勝負だと考えています。
ただ、多店舗展開をするには今の仕組みでは未だ未だ不十分なのです。
先日も部長とMTGをし、バランス経営を仕組みに取り入れていく話をしました。
バランス経営は独自の表現で、あるセミナーでヒントを頂きました。
店舗で例えるとオペレーションのバランスです。
同様に会社全体でのオペレーションをバランスよく考え、仕組みにするものです。
概念にあるのは、来て頂くお客様の要求と、我々スタッフの作業とのバランスです。
我々の店を選んでご来店された理由と、実際提供している料理やサービスが、どれだけ作業とマッチしているかです。
具体的に、まず料理の美味しさは味は当然ですが、それを引き立たせる「出来たて」がとても重要です。
麺は打ち立て茹でたて、出汁は合わしたて、天ぷらは揚げたて、そしておにぎりは握りたて。
すべてが出来たてであれば、美味しさは何倍にもなり、価値は2倍にも3倍にもなるのです。
しかし現状はこの半分以上が出来たてを提供できていません。
朝からお昼のピークまでに麺打ちやおにぎりは、ほぼ完了してしています。
極端に言えば、お昼は作り置きを出していることになります。
もちろん人員やシフトのことで現状こうなるのですが。
しかし多店舗展開をするには、これらを白紙に戻しお客様の要求に合わさなければいけません。
シフトを見直し、お昼のピークに人員を集中させ、できるだけ出来たてを提供するシフトに変える必要がある。
それを実現するには、セントラルキッチンの麺工房とhanayeを有効活用することです。
たくさんある朝の仕込みを、出来たてが美味しいものは店舗で、それ以外はセントラルキッチンで、と分ける。
これを検証し全体でのオペレーションの仕組みを作ります。
そしてピークタイムでの出来たて提供に執着することです。
そのためにシフトも見直すのです。
多店舗展開をすすめることは容易ではありません。
現状にノーを突きつけ「お客様の要求を満たす」をテーマにしたバランス経営に切り替えていきます。
画像は、甚八の楽しい駄菓子コーナーです。