2016年10月2日 日曜日
スローガン:今ご来店頂いているゲストに もう一度来ていただく
パートナーのみなさん、おはようございます!
今日は先週行った新潟の紹介をします。
私は縁あって今年度から三重県麺類組合の代表に就任しています。
同組合の全国大会が今年は新潟で行われたので行ってきました。
新潟は電車で行くと5時間以上かかるのですが、飛行機で行くと名古屋からわずか50分と、三重からはとても近いところだったのです。
新潟空港に到着後、新潟駅まで専用バスで移動し、以前から食べたかった「へぎそば」の店に入りました。
へぎそばとは、新潟県魚沼地方の発祥で つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使ったそばをヘギといわれる平らな器に盛り付けた、ざるそばです。
そして待望のへぎそばを目の前にします。
そばは、よくある写真のように一口サイズで麺取りし、きれいに盛り付けてあります。
つけつゆは少し薄めの味ですがシッカリと出汁はきいている。
そして布海苔のつなぎのそばは独特の食感で、ショキッっとしているのですが、そばの食感よりは優しいショキッです。
ちょっと新しい食感で美味しかったです。
その後 全国大会と懇親会に参加しました。
大会そのものは式典がメインでお決まりですが、懇親会では新潟らしさが出ていたと思います。
みなさん知っての通り、新潟は米の産地で全国でも生産量が1位です。
米と言えば、、そうお酒です。
懇親会では沢山の銘柄のお酒が、見事に並んでいました
新潟県全体の酒蔵の数は、98軒と兵庫県と並ぶこれまた全国トップです。(ちなみに三重県は34軒で意外と多い)
ですから何百種類ものお酒の銘柄があるのです。
翌日行った土産店では、120ぐらいの銘柄の利き酒ができます。
また、米の産地なのでお酒だけでなく、みそ・醤油等も盛んなのです。
上記の土産店ではこれらも沢山ありました。
そして、県中心地域の燕・三条市では、日本を代表する金属加工の一大産地なのです。
我々が厨房器具として使っている寸胴・鍋・レードル等も、結構ここのものが多いのです。
米に続いてこの産業が盛んになったのは、水害に見舞われることが多かったこの地域は、別の産業として江戸から金物職人さんを送ったことが始まりらしい。
このようにあまり知らない土地に行くと、なぜ 今の産業が栄えたのか知ることができます。
普段何気なしに飲んでいるお酒や、使っている調理器具も産地を気にするようになるでしょうね。
最後に新潟で強く感じたのは、やっぱりハングリー精神です。
全国大会や駅のお土産さん、みんな一生懸命に売り込んでいました。
お酒や醤油などの商品知識もみなさん豊富で、本気で話され説得力があります。
地元愛を感じると同時に、地方のハングリーさも感じるのです。
そして地域を生かしながら広げていく「グローカル ビジネス」
これには共感します。
我々も地方のハングリー精神を大切に進めたいと思います。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃