2017年4月4日 火曜日
社長のブログ Vol.1277より
『インドビジネスについて』
久しぶりに藤井社長のボイスメモを聞き直すと、いつも新しいことが見えてくる。
こちらの問題意識もその時々で違うから、そう思うのだと思う。
今回のテーマは、来月視察に行くインドビジネスについてです。
我々にとってこのインドFCビジネスは、ビッグチャンスだと考えている。
それは海外進出の大きな、大きなキッカケになるからです。
藤井社長は講演の中でこう言われている。
日本国内で今後出店するにはイノベーションが必須になる。
既存店がひしめく中へ飛び込んで成功するには、それは欠かせない。
一方で、海外で出店するのなら、今までのやり方がまだまだ通用する。
藤井社長は今も世界中を飛び回っておられ、鳥瞰的な視線での見解なのです。
ですからまさにインド出店はこれに匹敵すると考えています。
手前味噌ですが、我々も15年ぐらい前に香川の讃岐うどん文化を三重で発信し成功した経験があります。
その当時は今とは違い、うどん店といえばフルサービスが当たり前で「セルフうどん」の店は存在しなかったからです。
今のインドは、そもそも本物のうどん店がない状況だと聞いているので、セルフうどんが良いかどうか行ってみないとわかりません。
ただ、15年前と同じように、そこに無いものを創ると喜ばれる、そんな感覚がするのです。
だから今回直接現地でそれを確かめ、現状どのスタイルのうどん店がマッチするか感じてきます。
そしてこの原理は以前 徳永先生からも教えて頂いています。
海の物は、山で売る
山の物は、海で売る
わかりやすく言うと、これが一番単純で高く売れるということです。
海の物を浜の民家で売ろうとすると、どこも売るほどあるので買わない。
例えば採れたての魚の刺身を、すごくキレイにそして立派に盛り付けて、やっと値段がつくだろう。
しかし同じ魚でも山へ持って行けば、珍しいのでそのままで高く買ってもらえるのです。
藤井社長は、こうも言われていました。
讃岐うどんが世界で一番安いのは香川です、と。
同じ理屈ですね。
そういう意味でもインドはすごくポテンシャル(潜在的な可能性)の高い国だと思うのです。
画像は2017鈴鹿さくら祭り出店の様子です。