2017年4月28日 金曜日
今日のテーマは「人手不足の時代を覚悟する」です。
先週の土曜日、午後1時前にホームセンター内にあるフードコートでことです。
名古屋発の老舗ラーメン店で長い行列が出来ていました。
レジを待つ行列です。
しばらくしても列が流れることもなく動きません。
不思議に思いキッチンを見ると、
なんとスタッフは女性1人なのです。
土曜日のランチタイムに1人!
これで列が流れない理由がわかりました。
オーダーを出してレジ、また出してレジ、この繰り返しです。
確かに1人ではこうするしかないのです。
これを見て最近のニュース記事を思い出しました。
「名古屋発の老舗ラーメングループは一杯320円でなぜ利益が出るのか」
これについて役員はこう言われていました。
「320円でラーメンを出せる秘訣は、麺を自社で一括製造するなど徹底してコストを見直した名古屋流経営の成果だ」(取締役 談)
これは素晴らしいと思います。
ただ一方で、その影には人手不足に苦しむ現場の姿があるのも事実なのです。
だから320円でも利益が出る、となれば全く違う話でしょう。
買い手良し、売り手良し、地域良しの「三方良し」が成立しません。
我々もこの部分は反面教師にしなければいけません。
今も人手不足が慢性的に続いているのも事実です。
今後は出店計画が控えていますが、事実人事がまだ明確になってないのです。
マネージャーの配置や採用をはじめ、第一優先で準備していかなければならないと感じます。
また、生産年齢人口が減る日本は今後人手不足は絶対に解消しないと言い切れます。
だからビジネスを大きくするには、その「覚悟」をしなければいけない。
加えて現場での負担を減らすことにも取り組み、色んな「仕組み作り」を進めることも必須です。
順調に進めば次の新店は「甚八ブランド」になります。
だから甚八での仕組み作りが優先です。
今年のスローガンは「多店舗展開に向けてさらにステップアップする」です。
そしてこの要は、「人財」になると言っても過言ではないのです。
明日からはゴールデンウィークです。
我々の店が活気あふれる場所でありたいですね!
画像はゑびすやのGWメニューです。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃