☆東京青山店オープンまであと・・・1096日!!
今回のシリーズ「居酒屋から日本を元気にするセミナー」で最後となるワタミの渡邊社長の講演を紹介したい。
今まで、本とDVDなどで渡邊社長のプロセスと考え方を勉強してきたが、生講演は初めてだったので、とてもワクワクして聴いた。
とにかく「運」のいい人で、その幸運が今に至っているのは今までからわかっていた。
それじゃなぜそんなにツイているのか、今回の生講演であらためて確信した。
彼のコンセプトは「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになる」である。
これはすごくわかりやすい。
ワタミグループの事業は、メインの居酒屋が今1,000店舗、その他荒んだ学校の再建、よりよい老人ホームの経営、海外ではNPO法人スクールエイドジャパンを立ち上げ、カンボジアで小学校をつくり、孤児院もつくって運営している。
そして驚くことに彼はカンボジアでのボランティア事業を、しているのではなく、させてもらっている、という。
なぜなら、そこから自分が学ぶことがたくさんあり、逆に感謝している。
カンボジアの人たちのハングリー精神、生きる力、笑顔、やさしさ、などたくさんエネルギーをもらうという。
日本で売上規模、一兆円を目指す企業のトップでもいまだ感謝の心を忘れない、とても謙虚な姿勢である。
彼が居酒屋をはじめた理由は旅行が好きで、昔世界中を旅しながらいろんなことに気が付いた。
肌の色が違うだけで、あるいは宗教が違うだけですごい差別を受けている現状。
人を人として扱わず奴隷としている国。
同じ地球上暮らしているのに考え方の違いで殺しあう人間たち。
これらを肌で感じてきて、ニューヨーク・グリーンビレッジのレストランで衝撃的な光景を見る。
そこには、肌の色も、宗教も、考え方も関係なく、みんながすごく楽しそうにお酒を飲んで食事をしている。
彼はこの光景に涙が溢れて止まらなかったという。
自分も日本でこんなレストランをやりたい、これが居酒屋ワタミの始まりである。
そして先に紹介したコンセプト「地球上で一番たくさんありがとうを集めるグループになる」が誕生した。
彼はその夢を達成するために、とても細かく計画し着実に「ありがとう」を増やしてきた、有名な言葉は「夢に日付を!」がある。
そして彼は「死ぬほどの努力をしている者には、必ず神様が応援をしてくれる」と強く語っている。
成功している人は、すべてこの考えを持っていることがわかる。
私も今までの人生で、このことはいくつも感じてきた。
偶然とか、まぐれ、たまたまでは説明できないことがたくさんあった。
「結果オーライ」もあとから考えると必然的なことがたくさん浮かぶ。
だから彼も「運」や「ツキ」の裏側には死ぬほどの努力がある。
「努力」⇒「運」⇒「成功」の方程式はゆるぎのない事実だと確信する。
私たちも「権兵」がオープンして4店舗、成功に導くにはこの方程式が必ずいる。
そして大切なのは渡邊社長のように「世界中の人が幸せになれるよう自分の人生をまっとうする」という強い信念と目的がいる。
自分のためとか、自分の物欲を満たすのを目標としている人間には神様の応援は絶対ない。
シリーズ最後の大者講演はやはり最高であった!!
感動!!