2011年8月23日 火曜日
『善きものを他人に与えようとする性質をもつこと!』
みなさん!おはようございます!!
『変わらない体質』
先日久しぶりに大阪の老舗に行ってきました。
ここは大阪でも三本の指に入る有名な うどん店です。
場所も、ほんとうに良いところで絶えず多くの人通りがある一流です。
そして うどん一杯が1,000円以上で、値段も一流です。
店内は静かな感じでBGMなどは、ありません。
私たちが行ったのは夕方だったのでお客様は2組でした。
オーダーをして待っていると、新規のお客様が1組入ってきました。
しばらく待っていると、料理が出来てきて運んできたが、あとで入ったお客様に持っていってしまった。
聞いていると、それは私たちが注文した料理でした。
スタッフは間違いに気づかずそのまま行ったが、
少ししてお客様がそれに気づき「違いますよ」と声をかけた。
店はそんなに広くなく席が近いので、その一部始終は丸わかりです。
そして間違って持っていった料理を、どうするのかと思ったら、
「お待たせしました」と当たり前のように私たちのテーブルに置いていった。
客単価が、1,500円ほどの店なのにホールスタッフのレベルの低さに驚いた。
間違って持って行ったスタッフは新人のアルバイトのようで、
それを私たちのテーブルに持ってきたのは、リーダーぽいベテランでした。
このように大阪でトップレベルの老舗が昔と全然変わっていない。
時が止まっているようだ。
私は、20年ぐらい前にタイムスリップをしたような錯覚を感じた。
ただ値段だけは、どんどん上がっていっているが。
大阪ど真ん中の観光客がたくさん来る所だからやっていけるものの、
こんな高い値段で低いレベルの接客なら、他では絶対に無理だろう。
今の時代は、味だけなら こんなに高い値段絶対に通用しない。
この背景には、超繁華街で売上が安定していることがある。
ただこの先はどうなるかわからない。
なぜなら店の利益がお客様に還元されていない。
どこに消えていっているのだろう。
今、うどん業界の9割の店主は先が見えず困っている。
老舗の有名店なら、業界をリードしていくようなモデルになるべきだ。
私はそこに憤りを感じる。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃