2011年9月26日 月曜日
『善きものを他人に与えようとする性質をもつこと!』
みなさん!おはようございます!!
『アートをテーマにするSC』
鈴鹿ハンターショッピングセンターは、新しいコンセプトを導入した。
それは、アートをコンセプトにしたショッピングセンターです。
アーティストによると、鈴鹿ハンターは「森」のイメージがするということで「森」とそこに住む「ふくろう」をテーマに「ふくろうの森」アートを進める。
きのうはそのオープニング式が行われました。
「ふくろうの森」は、2階の空き店舗を利用して作られている。
実はこのプロジェクトには、いろいろな思いが盛り込まれています。
まずは、最近の厳しい環境下で中型ショッピングセンターや商店街は、空き店舗が増えてきている。
ここに目を付けたのが、亀山を中心に活動しているアーティストのみなさんです。
アーティストのみなさんは、元気の良いオシャレなおばちゃま方が中心です。
実際アートといえば、美術館やギャラリーなど私たちには、なかなか縁遠い存在です。
それをみなさんは、寄り近くで知って欲しいということから、空き店舗の利用に至った訳です。
店舗運営側としても、テナント募集の張り紙だけでは殺風景ですから、商店街やショッピングセンターの活性化にも繋がると考えた。
まさしくウィンウィンの関係です。
またショッピングセンターとしては、大手と違い小回りが効きます。
これを生かし新しいコンセプトをつくり、独自性を発揮できます。
ショッピングセンターも今はモノを売るだけでは生き残れません。
そこに「楽しさ」がなければいけません。
今回のアートは、買い物プラス楽しさになると感じます。
さらにこのプロジェクトには、デザイン科をもつことで有名な飯野高校美術部のみなさんが、深く関わっています。
アーティスト同様、今までは自分たちの作品を見てもらえる機会が少ないが、今回のふくろうの森に15名の作品を展示しています。
実際昨日見ましたが、どれも素晴らしい作品ばかりです。
これを見て、飯野高校にいきたくなる人も出てくるでしょう。
今回は、アーティスト、ショッピングセンター、デザイン科の学生と三つの思いが詰まっているモノが出来上がりました。
まだスタートしたばかりで継続が大切ですが、私たちもコンセプトを考えていくうえで、とても勉強になるものです。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃