2013年2月19日 火曜日
『ヘルシーライフスタイルのプロデュース』
~モノからコトへ 2013~
もし自分が他のセルフうどん店に行き、注文したメニューと違うモノが出てきたらどうしますか。
席について食べてみたら「これじゃない」と思ったときです。
例えば「かけうどん」のつもりでいたのに、食べたら「ぶっかけうどん」だった。
よくあることです。
近くのスタッフに聞いても自分の食べたいものが伝わらない、やむなくそこに「かけ汁」を足してもらい食べた。
想像しても、たぶん美味しくないでしょう。
これは土曜日に、うちのグループ店で実際起こった事例です。
このようなケースは、クレームまでに至ってないことが多い。
今回もゲストの方は、常連さんで年配の方だったと聞きました。
私はその様子を見たわけでもないので、実際どんな気持ちで帰られたのかわからない。
ただ言えることは、ジュニアパートナーのみの対応だったこと。
食べたかった料理が食べれなかったこと。
お代は 通常通り頂いてしまったこと。
「同じお金を払うなら違う所へ行けば良かった…」
「せっかくの外食だったのに…」と思われたかもしれない。
もしそいだとしたら、みなさんはこのような店にもう一度来たいと思えるだろうか。
そしてこの積み重ねが、数ヶ月かけてジワジワと効いてくる。
少しずつリピートが減って行き、気がついたら昨年対比80%になっている。
また次の年は80%、いつの間にか全盛期の50%まで落ち込んでしまう。
この売上(ゲスト)を取り返すには、ほんとうに難しい。
場合によっては、何年もかかる。
あるいは、店のリニューアルをしなければならない。
パートナーのみなさんに、あらためてお願いをしたい。
たくさん飲食店がある中で、わざわざうちの店を選んで来ていただいた大切なゲストの方です。
もし何か不満足なことがあれば、徹底的にフォローしてほしい。
そして『もう一度、この店に来ていただく』こと、
これをみんなで絶対に共有したい。
よく「クレーム対応のマニュアルってありますか?」と聞かれます。
「もう一度この店に来ていただく」これが我々のクレームのマニュアルです。
ただこれだけです。
ぜひこの認識をもって、ゲストに対応していただきたいです。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃=