2016年9月4日 日曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
2016スローガン:今ご来店頂いているゲストにもう一度来ていただく!
今後5年間の中期事業計画を進めるにあたり2020年までの出店計画が具体化してきました。
今日のテーマは『5ヶ年計画について』です。
現在 三重と東京で4店舗ですが、4年後には三重と東京、そして愛知で計10店舗にする大きな計画です。
我々は今期15期目で、この計画は今までで最も大きなプロジェクトになるのです。
そして多分私にとっても最後の大勝負になるのではないかと思います。
ヱビスカンパニーに入社して約34年、創業者の父から代表をバトンタッチして14年。
残り6年で、良い形で後継者達に継承するのが最後の志事だと考えています。
この14年間を振り返ると、正直どの年も満足のいく経営は出来ていません。
常にハングリーでした、そして今もそうです。
だから、何もしない年は無かったと思います。
いつも何かに挑戦している、そんな毎年だったのです。
周りからはよく、一度じっとしていた方がいいのでは、そんな声を聞くこともありました。
しかし私のモットーは、「攻撃は最大の防御」です。
前進をしていないと後退してしまうと思い中々じっとしていられませんでした。
そのハングリー精神をいつも掻(か)き立てられるのが、資金繰りです。
14年間一度たりとも順風満帆ではなかったからです。
お金は会社経営にとって最も重要な道具です。
どれだけ決算書の内容が黒字でもキャッシュがなければ倒産します。
いわゆる黒字倒産です。
逆にどれだけ赤字決算でも、キャッシュがあれば潰れる事は絶対にありません。
だから経営者にとって資金繰りは最も重要な仕事で、他の社員には出来ないのです。
またこれはトップにしかわからないと思いますが、払う側ともらう側では大きな責任の差があるのです。
そして自分が作ったマイナスは在任中に責任を持って減らしていく。
2010年の東京進出以来、出店は7年ぶりになります。
今回のプロジェクトではこれらの出店に伴い大きな資金が必要になり、その調達は必須です。
どの様にこの資金調達を組み立てていくのか。
そういう意味でも私にとって最大で最後の志事になると考えています。
何れにしても、片眼で足元をシッカリ見ながら この大プロジェクトを進めていきます。
今日は日曜日、たくさんの方にお越しいただきます。
ご来店頂いているゲストにもう一度来ていただく!
みなさん、どうぞよろしくお願いします。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2016年8月28日 日曜日
『2016スローガン;今ご来店頂いているゲストに もう一度来ていただく!』
パートナーみなさん、おはようございます!
今日のテーマは「正直経営」です。
カンブリア宮殿で、私の大好きなレストラン「つばめグリル」が放送されました。
つばめグリルは80年以上続く老舗の洋食屋さんで、都内中心に現在24店舗を展開されています。
売上は年商57億円で、1店舗の平均は約2億4千万円、ということは月商約2千万円にもなるのです。
スゴイ!!大繁盛店です!
売上規模については今回番組で聞くまで全く知りませんでした。
私はここの名物であるハンブルグステーキ(包み焼きハンバーグ)が大好きでファンになりました。
この料理は今ではファミレスのココスなどが看板にしているが、つばめグリルが元祖なのです。
いつも利用する店は東京駅近くにある「オアゾ」の5階で、もう10年近く通っていると思います。
ハンブルグステーキも美味しいのですが、他のどの料理を食べても全くスキがなく、どれもキチンと仕事がしてあるのを感じるのです。
そういうところが好きでずーっと通っているのです。
そのつばめグリルを今回カンブリア宮殿が取り上げてくれて とても嬉しいです。
そしてスキのない美味しい料理の裏側を知ることが出来ました。
それは、嘘をつかない「正直経営」です。
今のオーナーは三代目です。
バトンタッチした頃は どれだけ多くのお客様を捌(さば)けるかを考え、大量のハンバーグ作り置きして、提供前に温めて出す仕組みだったそうです。
一時は閉店の危機まで陥ったつばめグリルだったが、その仕組みを大きく変えたのがこの社長なのです。
目指したのは「出来たて」に拘(こだ)ることです。
それにより看板のハンブルグステーキは、
挽きたて
合わせたて
焼きたて
徹底的にこれに拘る仕組みにしたのです。
だからランチタイムのピーク中にこれ実現させたのです。
まずセントラルキッチンで肉をミンチにしやすい大きさにカットし、各店に納品します。
そして営業がスタートすると、10:00・・11:00・・11:30・・12:00、というように必要な分だけミンチにします。
ミンチは挽いてしまうと空気に触れる部分が多くなり劣化が早くなるからです。
これが挽きたてです。
その隣では、たっぷりの氷水の上に大きなボールをおきハンバーグのパテを練ります。
合わせたてです。
(繰り返しますが、ピーク中です、日商平均70万円を売り上げるピークですよ)
そして次々と入るオーダーの個数を焼き提供する。
もう美味しいに決まってます。
こんな努力が圧倒的な美味しさを実現し、長年ファンを離さないのです。
その仕組みは他にもたくさんありますが、代表的なものを紹介しました。
そして我々もこんな素晴らしいお手本があるのに取り入れない理由はありません。
以前から進めている、バランス経営に大変参考になるものです。
コンビニのクオリティが上がっている今日です。
圧倒的に美味しい「麺」が食べられる店。
その店を多店舗展開することが、今後のプロジェクトの要になると考えています。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2016年8月19日 金曜日
2016スローガン;今ご来店頂いているゲストにもう一度来ていただく
パートナーのみなさん、おはようございます!
今日のテーマは『多店舗展開に向けて Part2』です。
お盆営業も残すところ三日間、
パートナーのみなさん、本当にごくろうさまです。
さてRIOオリンピックも終盤に突入です。
私はオリンピック大好きで、毎朝結果を楽しみにしています。
もう知っての通り今回もロンドンに続き、日本チームが大活躍で本当に嬉しいです。
オリンピックのアスリート達は、なぜこんなにも魅力を引き付けるのでしょう。
考えてみると、メダルを獲った選手達のインタビューでは必ず、支えてくれた周りの人達のために・・・と言う。
オリンピックという最高のステージに立つ方達は「自分ためにから、何時しか誰かのために、日本のために」と変わってくるのだろう。
その一生懸命さが、私たちに感動を与えてくれるだと思います。
自分が頑張り結果を出すことが、同時に人々を幸せにする。
ビジネス用語ではこれを「利自即利他(りじそくりた)」と言います。
自分の利益が同時に他の人の利益になる、というものです。
私はこ言葉を数年前にある先生から教わりました。
あるいは「三方良し(さんぽうよし)」という言葉があります。
自分良し
相手良し
周り良し
これは近江商人が昔から重んじてきた言葉です。
どちらも同じような意味を表しています。
そしてビジネスも、全く同じだと考えています。
これらは今後の我々の多店舗展開には欠かせない考え方なのです。
特にロードサイドの出店候補地は、この法則が成り立つ場所を選んでいます。
この沿道は長い区間で食べる場所がない、、
こ周辺にはコンビニが一軒あるだけで不便だ、、
我々が出店することにより、こんな困り事を解決できると考えています。
一方で大型モールのフードコート出店ついても同様です。
お盆期間、ご来店のゲストから嬉しいご意見を頂いてます。
この店は愛知県には無いのか、名古屋には無いのか、、
こんな言葉を連日お聞きしたと報告がありました。
偶然にも愛知県の大型モールに出店のエントリーする予定で、実現すればお役に立てると実感しています。
最新の大型モールを見ていても、どこも大体同じような店が入っているのが現実です。
藤井社長からも以前から「ビジネスの本質は、世の中の困り事の解決だ」と教わっています。
まさに、利自即利他、三方良しです。
これは2020年に向けた我々の出店計画の重要なポイントだと思います。
この具体的な計画については10月のフォーラムで発表する予定です。
どうか楽しみにしていて下さい。
画像は、ゑびすやのお持ち帰り新作です。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃