2016年4月5日 火曜日
〜今ご来店いただいているゲストに もう一度来て頂く!〜
パートナーのみなさん、おはようございます!!
今日のテーマは『来期に向けて!』です。
4月に入り決算まであと2ヶ月足らずです。
今期を振り返ってみると、人手不足が大きな課題となった一年でした。
そしその影響が業績に顕著にあらわれてしまったと考えています。
一言で言うと、チャンスロスだったのです。
これは時代の背景上仕方がないことかもしれません。
ただそんな言い訳は誰にも通用しないのです。
最終的にはトップである私の責任なのです。
これを真摯に受け止めて、第15期を考えたいと思います。
一方で大きく前進した部分があるのも事実です。
人手不足を逆手にとって、今後の戦略を考えた組織変更をやりました。
そして、その今後の戦略が具体的になってきたのです。
今一番やらなければならないことは、出店より既存店のブラッシュアップということです。
それは、各店の月商を早期に1000千万円することです。
そして現在の2倍以上の営業利益を確保する、その結果採用もかなりしやすくなると考えています。
この大きな目標を達成するために、麺の匠、甚八、は商品力アップをテーマに取り組んでいます。
ただ東京二代目甚八は、今の2倍の売上規模にしなければなりません。
だから今の延長上ではなく、年内に業態変更をする予定で進めています。
何度も言ってますが、会社にとって利益は最大の武器です。
武器不足ではいい戦いができません。
だからこれが今の最優先課題なのです。
先日来エントリーしていた出店物件があるのですが、おそらく採択されないと思います。
もし出店が決まっていたら、十分な武器を備えず戦うので、危ない橋を渡ることも事実だったのです。
結果オーライだったかもしれません。
そして目標の売上と利益を確保し、あらためて出店攻防に転じたいと考えています。
来期は各店月商1000千万円をやり遂げ武器を十分確保する。
これをパートナー全員で共有しベクトルを合わす。
付け加えて、利益の出ない事業とイベントは無くしていく考えです。
これらで赤字を出していたら何にもならないからです。
このように第15期は、重要な年度にします。
パートナーのみなさん、どうぞ理解と協力をよろしくお願いします。
画像は鈴鹿さくら祭2016の様子です。
それでは、今日も・素敵な・1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2016年3月28日 月曜日
〜今来て頂いているゲストに もう一度ご来店頂く!〜
パートナーのみなさん、おはようございます!
今日のテーマは『サルーテは1日にして成らず!』です。
サルーテと言えば以前も紹介した三重県松阪にある有名なイタリアンレストランです。
この前、津に用事があったので少し足を伸ばしサルーテに行きました。
今は移転して商売も小さくしているが、以前は大箱でいつもウェイティングがかかる大繁盛のレストランでした。
私たちも若い時には家族の記念日になるとよく利用していました。
当時はオープンキッチンでマスター自らがフライパンをふり、何人ものコックさんと次々と入ってくるオーダーを華麗に回していた。
ママは満席のホールでの司令塔となり、たくさんのスタッフにテキパキと指示を飛ばしていました。
今の店では、マスターは病気を患ったことでキッチンには立たず座っているが、それでもコック服を着ています。
ママは相変わらず気さくな接客で、ホールとキッチンを掛け持ちです。
スタッフの方は他にキッチン1人とホール1人、だと思います。
私たちは食事が食事をしていると、電話が鳴りキッチンのスタッフさんが対応をしていました。
たまたま聞いていると、何かをお断りしたようで、電話を切りママに内容を報告しています。
「〇〇〇という料理は出来ませんか と聞かれたが、知らない料理なので断りました、、」
そう言うとママは少し荒い口調で、
「知らないなら何故そこで「それはどんな料理ですか?」と聞かないの、うちの料理で何か出来ることがあったかもしれないでしょ!」
「知らないのに断るのはおかしいでしょ!」
それを聞いて、さすがだ!そう思いました。
その通りですよね。
そしてあの時代のサルーテがよみがえりました。
美味しくて、大盛りで、活気にあふれ、そしてアットホームな。
わざわざご来店頂いたゲストに、喜んでもらいたい、お役に立ちたい。
大繁盛の裏側には、こういったママやマスターのサービス精神があったのをあらためて感じました。
こんな小さな電話の対応でも聞き流さずキチンと教える。
このスタンスにあらためて「サルーテは1日にして成らず」と感じたのです。
我々もお手本にしたいです。
画像は、麺の匠8周年祭企画、肉うどん肉増量中です。
それではみなさん、今日も・素敵な・1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2016年3月23日 水曜日
~今ご来店頂いているゲストに もう一度来て頂く~
パートナーのみなさん、おはようございます!!
今日のテーマは『緊急ではないが大切なこと』です。
この緊急ではないが大切なことは「第2領域」とも言います。
反対に緊急で大切なことは「第1領域」と言います。
当然優先順位は、緊急で大切なこと即ち第1領域です。
また、店舗巡回や毎月2回の会議では、ほとんどが第1領域の課題ばかりが出る現状です。
藤井社長は先日のセミナーで、あるホテル経営者の話をされました。
その方の悩みは、お客様や社員とのトラブルが毎日頻繁に起こるので、24時間その解決に追われ疲れきって何も進まない。
まさに第1領域の課題解決ばかりに、トップが全ての労力をかけているということだったのです。
ITの進化により時代の流れがとても早い今では、会社が成長しなければ直ぐに置いていかれます。
そして中小企業にとっては、会社の成長=トップの成長なのです。
そう考えると、おそらくこのホテルが無くなるのは時間の問題ではないかと思います。
藤井社長には3年ほど前から「トップは第2領域をやりなさい」と教えられているので、私もその訓練をしてきました。
その結果、おかげで今があると言っても言い過ぎではないと思います。
最近では、藤井社長に店舗巡回をして頂き、我々事業の今後の展開方法を具体的に考えました。
まずは、既存店に大きな売上目標を設定し、しっかりと利益を確保することです。
そのために我々に欠けているのは商品力でした。
マーケティングの結果具体的には、ゲストの望む商品力と、我々が提供している商品力との間にズレがあったのです。
今店舗では、そのズレを修正するための販促を実施しています。
これらも全て緊急ではないが大切なこと、第2領域をやっているのです。
そして第2領域を考えるのはトップだけではなく、店を守るマネージャーの仕事でもあります。
店に入っていると、ゲストの小さな声が聞こえます。
特にお客様同士の会話を聞くと、改善のヒントが沢山あると思います。
聞く気になれば、どんどん耳に入ってきます。
残念ながら会議ではそのような議題はほとんど上がってきません。
しかしこれも第2領域なのです。
緊急ではないが大切なことなのです。
ただ、ゆとりがないとそれは難しいことです。
だから我々管理者は、まず時間の余裕を自ら作り心に考えるゆとりを持つことです。
「人がいない、、、」直ぐその声が出ます。
しかし私の立場ではその言い訳は絶対通じません。
中には人がいないからと言って店をたたむ経営者もいます。
それだけは絶対にやってはいけないのです。
店には十数人のパートナーがいます。
そこにはそれぞれに家族があり、生計をたてる一助になっているのです。
だから店を守るマネージャーも、自分を守るために、そしてパートナーの家族を守るためにも、人を入れるアクションを起こし、時間に余裕がある環境にすることです。
それがマネージャーの大切な仕事です。
そして第2領域を進めなければならないのです。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃