2015年9月5日 土曜日
社長のブログ Vol.1212より
『サービスの大切さ!』
~明るさという性質を持つこと!~
パートナーのみなさん!おはようございます!!
藤井社長のお勧めの本で、リゴレットなどのレストランを経営する新川義弘さんの「愛されるサービス」を読んでいます。
http://www.amazon.co.jp/愛されるサービス-新川-義弘/dp/4761263172
出版は2006年と10年程前になりますが、今読んでも内容は素晴らしいものです。
新川さんと言えば、2002年に西麻布の「権八(ごんぱち)」で、当時の小泉首相がブッシュ大統領を招いて食事をした時に、サービス役を任された有名な方です。
我々もこの権八は何度も訪れています。
この本を読んでいると、あらためて我々外食業の本質を考えさせられます。
新川さんは、これからの外食業はサービスの時代だと断言されています。
料理が美味しいこと
雰囲気がいいこと
そして、サービスがいいことです。
「料理が美味しい」これは味ですから案外意識していると思います。
「雰囲気がいい」雰囲気とは、まず店の外装や内装がコンセプトと一貫性があること、
そしてクリンリネスも含まれます。
メニューボードにホコリがついていたり、レジ周りがゴチャゴチャしている、テーブルが油っこい、またトイレが汚いなど、すべて雰囲気作りなので、このようなことがあってはいけません。
そして「サービスがいい」これはまさしくマンパワーです。
パートナー一人ひとりの意識が大切です。
このサービスはリゴレットで食事をするとよくわかるのですが、
ゲストに「すみませ~ん!」とは絶対に言わせません。
テーブル毎に担当のスタッフがつき、常にゲストのウォンツを観ています。
オーダーをとるタイミング、
料理の提供時間、
ドリンクのお代わり、
追加の料理、
空いたお皿をさげる、
そしてお会計、
すべてテーブル担当スタッフがタイミングよく声をかけてくれるのです。
また、話が弾んでいないテーブルには何か話しかけたり、
盛り上がっているテーブルでは、雰囲気を壊さないような配慮をしたり、
とにかく、楽しい食事の時間になるように考えて行動しているのです。
これらがバランス良く、レベルが高いほど支持される、愛されるということです。
もう十分わかっていることですが、忙しい日常に追われいると、ついついこの本質が見失われがちです。
我々はどちらかというと、料理にこだわるほうだと思います。
確かに食べログなどの口コミは、ほとんどが料理に対するコメントです。
でも接客が良くなく雰囲気が悪いと料理が美味しく感じなく、評価は下がるでしょう。
だから藤井社長の言うように、食べログの点数は、店のコストパフォーマンスなのです。
美味しさ、雰囲気、サービス、それぞれの高いバランスが必要だということです。
今日は新川さんの店として、幹部のみんなが行ったことのあるリゴレットを事例に出しました。
今一度、リゴレットのサービスを思い出して、自店に生かしてください。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2015年8月30日 日曜日
社長のブログ Vol.1211より
『すべては、より満足して頂くために!』
~明るさという性質を持つこと!~
パートナーのみなさん!おはようございます!!
木曜日に幹部ミーティングを行いました。
各店のマネージャーと責任者から、予算達成に向けた策を出し合いました。
みんなシッカリと考えてあり、どれも素晴らしい内容でした。
そしてそれぞれの策について本質を話し合った結果、
すべては「今来てくださっているゲストのみなさんに、さらに満足して頂くため」
このテーマで、それぞれの策を実施するという結論に至りました。
分かりやすく、納得できるテーマです。
そしてこれを店に戻って、パートナー達に伝えてもらいます。
確かに、自分に置き換えてみても分かります。
四日市の日永に、或る個人のうどん店があります。
そこは味も良く、我々もよく行くんですが、
たまにメニューが変わっているのです。
基本のメニュー以外に、一品新しいものを入れているのです。
たった一品ですが、これだけでまた今度行くのが楽しみになります。
その店はもちろんチラシなどで大きく宣伝することはしません。
今来てくださっているお客様を飽きさせず、もう一度来て頂くために考えているのです。
そうしたら常連さんが、今度は仲間を連れて来て頂ける可能性もあります。
1人が2人、2人が4人、、こうやって倍々とゲストが増えていくんですね。
逆にチラシなど打って値引きをすると、新規のゲストが来て、その時だけ混んで、いつもの常連さんに迷惑をかけてしまうこともあります。
そして値引きが目的で来る方は、それが終わるともう来ません。
意味ないですよね。
我々も全く同じです。
安易な値引きや安売りは一切しない方針です。
反対に「喜んで払って頂ける、一番高い値段で販売すること」に切り替えました。
例えばセルフ店のトッピングなら、チェーン店の1.5倍の価格を設定します。
100円なら150円、150円なら220円、、
ただし喜んで払って頂ける内容でないと絶対に取って頂けません。
そこには知恵がいります。
食材の情報やPRポイントがいるのです。
先日視察に訪れたスーパー「福島屋」は、これをやっていました。
http://fukushimaya-tm.com
から揚げ100gが191円(+税)で、ちょっと高めです。
でも「鹿児島産 さつまハーブ鶏」とか「無添加油使用」、また醤油にもこだわっていることが書かれています。
もしこの情報がないとコンビニなどの、から揚げと比較され、高いので絶対に取って頂けません。
だから高い値付けをするには、必ずその理由、情報やPRポイントがセットになるのです。
こういうことも、ゲストの満足度に繋がると考えます。
また同業他社との差別化になるのです。
とにかく今来て下さっている方を大切にすること。
そしてより満足して頂くこと。
すなわち「熱狂的なファンづくり」これを目指していくことです。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2015年8月25日
社長のブログ Vol.1210
『緊急 幹部ミーティング!』
~明るさという性質を持つこと!~
パートナーのみなさん!おはようございます!!
8月も終盤に入り、店舗ではそろそろ秋のメニューを提案する時期になりました。
さて、我々にとってこの8月度は大変厳しい結果でした。
予算を7.3%も割ってしまったのです。
昨年対比では、わずか1.1%しか伸びませんでした。
これは、4月に10%の価格改定を行っているので事実上は昨対割れです。
いつも言っていることは、数字はお客様の支持の指標です。
売上が予定通りいかないということは、お客様の支持が下がっている証拠です。
これを真摯に受け止めなければいけません。
決して他責にせず、謙虚に自責として反省と改善を進めなくてはいけないのです。
そうしたうえで、早速緊急の幹部ミーティングを実施することにしました。
この世は行動の星です。
とにかく思っているだけでは前に進みません。
みんなで知恵を合わせて、何か行動を起こすことです。
以前「労力不滅の法則」という言葉を、ある師匠から教えて頂きました。
努力をすれば、それはどこかで報われるもので、絶対にその時間はムダにはならないという意味です。
自分の経験の中でも、たくさんその事例があります。
だから、とにかく早く行動を起こすことだと思います。
今月度は、予算達成が出来るように努力しましょう!
また今回は急なミーティングで周りのパートナーには迷惑をかけますが、理解と協力をよろしくお願いします。
画像は、二子玉の蔦屋家電、掃除機売り場です。
それでは、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃