2010年6月20日
☆2010年スローガン・・・スリーリッチになる年!
☆東京青山店オープンまであと・・・1175日!
☆毎日の行動テーマ『作業から志事へバージョンアップ!』
先週出張のときホテルで感動の体験をしたので紹介します。
毎年、全国イオンモール三役懇親会が東京のホテルで行われる。
その日は泊りになるので、懇親会会場のホテルニューオオタニを予約した。
当日、ホテルについてフロントに行きチェックインを済ませた。
その後「イオンモールの懇親会会場はどこですか?」と尋ねたら・・
フロントのスタッフが今日そのような会は承っていないと言う。
そんなはずはないと調べてもらったのだが、やはり無いらしい。
懇親会の時間も近づいているので、私はベルシティの事務局に電話で確認したら・・・
「会場は、ホテルオオクラです」ということだ。
私はホテル「オオクラ」と「ニューオオタニ」を完全に勘違いしていたらしい。
「しまった!」と思ったが、もうすでにチェックインも済ませているから、今キャンセルしたら全額料金をとられる・・・。
するとその一部始終を見ていた「ニューオオタニ」の男性フロントスタッフが、、、
「お困りでしたら、お部屋のほうはお取消しいたします」
「しかし、先方のホテルオオクラにお部屋が無いと、森下さまが今晩困られますので、私が先方へお部屋の確認をいたします」
こう言ってくれたのである!
私は「いえいえとんでもない!私の勘違いですから部屋は自分でとります」
「それよりキャンセル料はおいくらでしょうか」とおそるおそる聞いたら。
なんと「それは結構です」と言ってもらったのだ!
もう感動です!!
その場は、時間もないのと恥ずかしいので「ありがとうございます!」と何度も言って急いで出てきたが、
あとあと考えてみればみるほど「スゴイ!」と思います。
一流ホテルのサービスは、ここまでやるのか!いやサービスを越えた人としての素晴らしい対応である。
当日チェックイン後のキャンセルで料金を取らないことって考えられませんし、
そのうえ私のことを心配して、ライバル(?)ホテルの部屋をとってくれる。
すごく感動しました!さすが一流のホテルマンです!
私はおかげで、ホテルオオクラの懇親会にも間に合い、部屋もとることが出来ました。
これもニューオオタニのフロントスタッフさんのおかげです。
いまの世知辛いご時世に、一流ホテルマンの伝説を体験して勉強しました。
一度お礼がしたいです。
感謝!!
2010年6月12日
☆2010年スローガン・・・スリーリッチになる年!
☆東京青山店オープンまであと・・・1183日!
☆毎日の行動テーマ『作業から志事へバージョンアップ!』
今日は午前中、鈴鹿小麦の刈り取りイベントを開催しました。
昨年の11月、ファームランド鈴鹿のイベントとして鈴鹿市内の子供たちに「小麦種まき体験」をしてもらいました。
その鈴鹿小麦が今収穫の時をむかえ、本日同子供たちや親御さん約80名のかたに刈り取ってもらったのです。
また今日の刈り取りイベント開催式には、お忙しいなか鈴鹿市の水井教育長もかけつて、ごあいさついただきました。
その後子供たちには、早速鈴鹿小麦の刈り取りと大型のコンバイン(なんと新車!!)の試乗を体験です。
今日は、かなり暑い中でしたが初めての体験ばかりで、みんなほんとうに楽しそうに参加してもらってました。
きっと良い思い出になったことでしょう。
今日の様子は、メディアでも紹介していただけると思います。
三重TVさん・・・今日の午後6時~、10時~、ニュース番組で
中日新聞さん・・・明日の朝刊、鈴鹿亀山版で
スズカボイスFMさん(78.3Mhz)・・・6月26日(土)11:20ごろからラブ鈴鹿で
みなさんぜひ見てください!
「100年先からのありがとう」をコンセプトに今行動している私たちファームランド鈴鹿、
みんなの思いが少しずつ形に出来てきたと実感しています。
このイベントの第3弾、自分達で収穫した鈴鹿小麦でうどん作り体験も7月18日に実施します。
種から口に入るまでの過程を体験することによって農業の大変さや食べ物の大切さが子供たちにはわかるでしょう。
これもファームランド鈴鹿の仲間の協力はもちろん、鈴鹿JAさんやメディアの方たちが盛り上げていただいているおかげです。
私たちは100年先の地域のみんなが幸せであれるように、これからも進めていきたいです。
関係者のみなさん、今日はほんとうにありがとうございました。
感謝!!
2010年5月31日
☆2010年スローガン・・・スリーリッチになる年!
☆東京青山店オープンまであと・・・1195日!
☆毎日の行動テーマ『作業から志事へバージョンアップ!』
最近縁あって「てんぷらみかわ」の店主、早乙女氏の本を読んでいる。
本物の職人がいる名店として東京でも有名な天ぷら屋さんです。
早乙女氏は趣味で陶芸を愛され、そのこりようは中途半端ではないと書かれている。
ひとつのことに、とことんこだわる。これが「てんぷらみかわ」の原点なのでしょう。
私はプロとしてお客様に天ぷらを出しているが、勉強していくと知らないことが多く恥ずかしくなる。
もちろん天ぷら専門店ではないのだけど、うどんとは切っても切れない関係の天ぷらについて少し無知であった。
当り前のことのようだが、揚げるという調理方法に一番適した食材が美味しい天ぷらの原点だということ。
「てんぷらみかわ」のような名店にいくと大体メニューは決まっている。
海老、キス、穴子、烏賊(いか)などです。
これらは、ほかの調理方法より、揚げることにより脱水が行われ、うまみが凝縮し美味しくなる。
また揚げるという調理方法は高温の油のなかで、焼くと蒸すを同時に行う。
この特性に一番適した食材が、海老やキス、穴子などで、メニューは必然的に似てくる。
てんぷらの衣も、一般的には氷水などで作るとよいとあるが、これにもちゃんと理屈がある。
天ぷら粉、すなわち小麦粉は水でとくと粘りが出る性格のもの。
衣に粘りがでてしまうと、食材を「まく」で覆ってしまい、うまく脱水という調理ができなくなる。
だから冷やすことにより、いかに粘りをださないか「まく」を作らないかで味が変わってくる。
サクサクした衣も、この「まく」が出来てしまうとベタっとなる。
また、揚げる油の温度も一般的には、170℃~180℃と言われているが、これの根拠はもう古い。
今では、油の精製技術がすすみ220~230℃でも問題がない。
これを生かし魚介などは、210℃の高温でサッと揚げ脱水を瞬時にし、外はパリッと中身はフワッとに仕上がる。
名店の穴子天ぷらは揚げたてだと箸でサクッと簡単に折れる、まさしくパリッ!フワッ!の世界だ。
もちろん食材も採れる時期や場所などで揚げ方もかえる。
早乙女氏によると、このようなこだわりはお客様の口に入るまで100項目ほどのポイントを押さえて出すという。
そして最後の工程の揚げているときは真剣勝負をしているのでほとんど無口になるらしい。
会話で楽しんでもらうより、天ぷらの味が一番大切なコミュニケーションだということも、これらでわかる。
ほかにも勉強するとたくさんあるが、またの機会にします。
今回学んだことは、本物を知った上で私たちの仕事に生かす。
まったく同じことをしても業態が違う以上意味がなくなることもある。
本来の天ぷらという調理方法を生かし、主役のうどんの大切な脇役にすること、これが日本の文化を継承することにも繋がるでしょう。
感謝!!