2015年3月6日 金曜日〜明るさという性質を持つこと!〜
パートナーのみなさん!おはようございます!!
4月1日以降は、我々にとって大きな正念場になると思う。
そして大きな転換期になるだろう。
簡単に言うと、今までと同じレベルでは絶対にいけないのです。
品質、サービス、クリンリネス、
お客様にとって、確実に、具体的に、レベルアップしていなければいけません。
そして、本部、マネージャー、パートナー、全員の力でこれをやり遂げるのです。
現場任せ、本部任せ、ではいけないのです。
4/1まで今日を入れて、あと26日!
一番責任の重い私は、一番努力します。
だからみなさんも、必ず何かを提案してください。
そして実行して下さい。
テーマは、品質力、サービス力、クリンリネス、のレベルアップです。
4/1以降、それでもご来店してくださるゲストの方は、本当の信者の方です。
その方たちを絶対に裏切ってはいけません!
必ず価格以上の価値を感じて頂きたいのです。
昨日は、4/1以降の価格の第一案が出てきました。
それを見て、改めて身の引き締まる思いです。
今回は会社の社運をかけて挑む、そういっても過言ではありません。
ですから何度も言いますが、
現場任せ、本部任せ、では絶対に出来ません!
全員参加で乗り越えるのです!
パートナーのみなさん!どうかよろしくお願いします!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2015年3月2日 月曜日
~明るさという性質を持つこと!~
パートナーのみなさん!おはようございます!!
昨年の春ぐらいから様々なものが値上がり傾向にあります。
当時は原油高の背景があり、電気・ガスの価格が上がりました。
その少し前には、だしの主原料である削り節が、船の燃料が上がったという理由で、すでに値上がりをしています。
さらにここにきて、円安の影響で肉類の納入価格が上がっています。
取り扱う豚肉は鈴鹿産のなのですが、エサなど管理費が上がったということです。
消費税が8%になったのは、我々もそれに合わせて商品を8%にさせて頂いているので問題はありませんが、
今の仕入れと経費の値上がりで、会社全体での収支のバランスが崩れている状況です。
これに伴い、二年ほど前からは経営改善計画を実施しています。
まずは役員報酬の減額をやりました。
店では水道光熱費のムダを減らす努力、そして売上に対するシフトコントロールをマネージャー達にお願いしました。
さらに昨年からは各店の棚卸を集計し、締め日に合わせ在庫を極力減らす努力もしています。
ただこれでもまだ収支のバランスが取れていないのです。
このまま続けようと思うと、仕入れと経費の内容の見直しをせざるを得なくなります。
例えば、だしについては「白だし」という薄めるだけのものがあります。
これなら全て店で簡単に完結しますが、化学調味料や保存料が含まれている。
もちろん味もどこにでもある合成の味になってしまう。
入れ放題のネギにもこだわっていて、国産で自社工場でカットしている。
これも入れ放題を止め、外国産で保存料のきいたカットネギにすれば安くすむだろう。
この他にも内容を下げようと思えばいくらでもあります。
しかし、こうやってどんどん進めてしまうと、
創業当時から我々が守っている「手作りの味」が失われてしまう。
また化学調味料や保存料は使用せず、人の命の源である食を安心安全な状態で提供する、という一番大切にしているポリシーもなくなる。
これらは我々のビジネスを根底から変えることになり、要は金儲けだけになってしまうのです。
こんなことでは創業者の意思を継ぐことはもちろん、40年間続いた商売を揺るがすことになる。
この状況を経て、我々が世の中のお役に立つ食のビジネスを存続するには、お客様にも少しご負担頂かないと進めないと、判断しました。
そしてこの度 4月1日より価格の改定を実施する決断をしました。
値上げ幅は10%が目安です。
さらに昨年の4月から消費税が8%になり、世の中の消費水準も3%上がっています。
これに伴い大手企業ではすぐさま給与の3%ベースアップに踏み切りました。
私どもも遅れながらこの責務を果たしたいと思い、3%のベースアップを行います。
そしてこの機にお客様へのさらなるサービス力向上のために、スタッフの教育研修を重ね、より良い接客を実現したいと考えています。
価格改定の告知は本日から順次、店頭に張り出します。
パートナーのみなさんは、これをよく理解して頂き、一致団結で乗り越えたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2015年2月26日 木曜日
~明るさという性質を持つこと!~
パートナーのみなさん!おはようございます!!
今回の東京出張では 念願の「坂東太郎」に行ってきました。
ここは茨城県を中心に50店舗近く展開している大型のうどんそば店です。(三重でいうと歌行灯さんのような)
以前 カンブリア宮殿にも取り上げられ、日本で大切にしたい会社という本にも載っている優良企業です。
コンセプトは「人間大好き親孝行」です。
我々は11時開店と同時ぐらいに到着しました。
まず目を引いたのは、スタッフと思われる駐車場にアルファードが2台停まっていたことです。
入り口には「親孝行通り」という標識?があり、店の中に入ると壁に家族の写真がたくさん貼ってあった。
そしてうわさの「女将」さんの写真が、店長、花子?さんと一緒に貼ってある。
席に着くと額に入った子供の写真があり、そこには「お母さんへ、子供は散らかすことの名人です。・・・」と書かれており、
どうぞ気にせずゆっくりとお過ごしください・・という配慮のPOPだったのです。
これだけでもうここで過ごす時間の期待が高まります。
たまたまその日は新人スタッフのデビュー日のようで、花子さんが指導にあたってました。
接客をマンツーマンでしっかりと教えていたのが印象的です。
いよいよ料理が運ばれて来ます、それが女将さんだったのです。
年は50歳代でしょうか、嫌みのない良い意味でフレンドリーな、期待を裏切らない素晴らしい接客でした。
こんな方が全店にいると思うと、これはすごいことです。
こうやって働く方たちのモチベーションを上げることは、とても難しいことです。
第一にトップが、これを本気で考えなければいけません。
カンブリア宮殿で紹介されたように、坂東太郎はお客様に見えない部分で しっかりとこれをやられています。
テーブルの壁にはこんな用紙がありました。
「ありがとうカード ご協力のお願い」
お客様からのありがとうを集めたい・・という趣旨の内容です。
たぶん、集まったカードを集計し、どこかで表彰するのだと思います。
表彰された人はモチベーションが上がることは言うまでもありません。
帰りのお見送りはなかったですが、素晴らしいマネッジメントの仕組みだと感心しました。
我々も過去「Y1グランプリ」といい、毎年接客ナンバーワンを選出していました。
当時は自分たちなりに盛り上がっていたと思います。
みんなのモチベーションアップに繋がるマネッジメントの仕組み作り、
これは坂東太郎をはじめ、ディズニー、スターバックスコーヒー、リゴレットなどモデルがたくさんあります。
まずはしっかりと足元を固め、順次導入していきたいと考えています。
それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃