パートナーのみなさん、おはようございます!
人手不足解消について、アルバイトの採用は時給2,000円でしたが、
正社員採用は別のところにポイントがあります。
最初に、働く価値観と目的を共有しなければいけません。
そして、その価値観と目的に合う人だけを仲間にすることです。
以前本で読みましたが、例えば同じバスに乗る人は目的や手段が同じはずです。
だからこの同じバスに乗る人だけを見つけるのです。
我々のビジネスの価値観は、関わる全ての人の「Happy time」です。
そのための手段としてレストランビジネスをやる。
この価値観に共感する人だけを採用する。
「仕事」は、この志し事「志事」です。
そして志事をする目的は大きく二つあると思います。
一つは、我々の会社でその価値観を実現していくことをやりがいとする。
または、近い将来独立して自分の店を持ち、その価値観を実現していく。
この二つで、これ以外は苦しいだけになるでしょう。
飲食業の現場は、本当に厳しいからです。
だから正社員の採用には、ここを明確にしなければいけないのです。
これありきで、自分を尊重してくれ、成長出来る場所かということです。
アルバイトと正社員はライフスタイルと目的が全く異ります。
だから採用の方法も違ということです。
画像は6/10行った、鈴鹿小麦収穫 直前の圃場です。
それでは 今日も素敵な1日を!
2017年6月9日 金曜日
パートナーのみなさん、おはようございます!
先日は久しぶりに藤井社長と会うことが出来ました。
相変わらずお元気で、何か少し若返られたような気がします。
話のテーマはまず「人手不足」についてです。
私はこの業界に入って約34年になります。
そして店の店長をしてから今までの間、一度も人手不足でなかった時はありませんでした。
常に人手不足であり、時には40席ほどの店をランチタイム2人で回した記憶もあります。
もちろん今でも毎日のように店の責任者からは人手不足の悲鳴が聞こえます。
これは藤井社長の大和製作所も全く同じなのです。
そして藤井社長はこう言われます。
アルバイトの時給を2,000円にしたらどうなりますか!
きっと面接の行列になるでしょう。
1,000円そこらで募集するから来ないのです。
時給2,000円に出来るように儲かるビジネスをすればいいだけですよ!
ではどうすればいいか。
諸悪の根源は「人と同じことをやっているからだ」と。
人と同じことをやらなければ、一脱できる。
香川県にはうどん店が800軒近くあり言うまでもなく「うどん」王国です。
結果、この業界では過当競争になり、みんな売上と人手不足で悩んでいます。
ただ他にも有名な店があります。
「一鶴(いっかく)」と言い、鳥の足を丸ごと焼いた骨つき鶏の料理をメインにしているレストランです。
鳥の足、一品勝負です。
一鶴は県内に6店舗あり、とても繁盛しています。
私も香川へ泊まりに行くときは、必ず利用します。
丸亀にある一鶴は300席ほどある大箱でも大繁盛しています。
名物の鳥の足は一本1,000円ぐらいなので原価から考えると相当粗利があると思います。
一方県内のうどん店は、一杯100円から200円、、しかも過当競争、あまり儲かっているとは思いません。
言うまでもなく、粗利が大きければ色んな事ができます。
もちろん時給2,000円も現実的になるのです。
そして、一鶴が繁盛している要因は競争がない他にもあります。
スパイシーな鳥の足を丸ごとかじる、それにビール。
そうですストレスの発散場所になっているのです。
今はストレス社会です、これに一鶴は答えたのです。
ビジネスの基本、世の中の困りごとの解決、これを満たしたといえます。
戻りますが、全ては「人と同じことをやらない」です。
これをテーマに全てを進めていかなければならないと考えます。
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃
2017年4月28日 金曜日
今日のテーマは「人手不足の時代を覚悟する」です。
先週の土曜日、午後1時前にホームセンター内にあるフードコートでことです。
名古屋発の老舗ラーメン店で長い行列が出来ていました。
レジを待つ行列です。
しばらくしても列が流れることもなく動きません。
不思議に思いキッチンを見ると、
なんとスタッフは女性1人なのです。
土曜日のランチタイムに1人!
これで列が流れない理由がわかりました。
オーダーを出してレジ、また出してレジ、この繰り返しです。
確かに1人ではこうするしかないのです。
これを見て最近のニュース記事を思い出しました。
「名古屋発の老舗ラーメングループは一杯320円でなぜ利益が出るのか」
これについて役員はこう言われていました。
「320円でラーメンを出せる秘訣は、麺を自社で一括製造するなど徹底してコストを見直した名古屋流経営の成果だ」(取締役 談)
これは素晴らしいと思います。
ただ一方で、その影には人手不足に苦しむ現場の姿があるのも事実なのです。
だから320円でも利益が出る、となれば全く違う話でしょう。
買い手良し、売り手良し、地域良しの「三方良し」が成立しません。
我々もこの部分は反面教師にしなければいけません。
今も人手不足が慢性的に続いているのも事実です。
今後は出店計画が控えていますが、事実人事がまだ明確になってないのです。
マネージャーの配置や採用をはじめ、第一優先で準備していかなければならないと感じます。
また、生産年齢人口が減る日本は今後人手不足は絶対に解消しないと言い切れます。
だからビジネスを大きくするには、その「覚悟」をしなければいけない。
加えて現場での負担を減らすことにも取り組み、色んな「仕組み作り」を進めることも必須です。
順調に進めば次の新店は「甚八ブランド」になります。
だから甚八での仕組み作りが優先です。
今年のスローガンは「多店舗展開に向けてさらにステップアップする」です。
そしてこの要は、「人財」になると言っても過言ではないのです。
明日からはゴールデンウィークです。
我々の店が活気あふれる場所でありたいですね!
画像はゑびすやのGWメニューです。
それではみなさん、今日も素敵な1日を!
プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃