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社長ブログ パートナー代表 森下晃(社長)が自ら生の声でエビス.カンパニー.についての信念・考え方、またはその他日々気づいたこと、感じたことを、熱い想いで綴ります。

2014年8月21日 木曜日

『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』

パートナーのみなさん!おはようございます!!

8月度が昨日で終わりました。

甚八、麺の匠が伸ばしたおかげで、まずまずの結果だったと思います。

詳しい数字は追って送ります。

みなさん、ごくろうさまでした!

前回までのまとめですが、

我々のうどん店ビジネスは、時代の背景と共に変化してきている。

第一世代、高度成長期のビジネスモデルは、美味しさの追求。

第二世代はデフレ時代、それにあったリーズナブルでカジュアルなセルフスタイル。

そして第三世代のビジネスモデルは、

人口構造も含め、時代の背景と潜在ニーズに向けてこう考えます。

まずは自分達の食に対する価値観です。

先日 藤井社長のメルマガに出ていましたが、

私も全く同様で、今の価値観は「健康志向」です。

当然生きるためには欠かせない食ですが、さらに食を通じていい食習慣にしたいのです。

特に50歳を過ぎるとそう考えます。

一食、一食、そうです。

要は自分を大切にしたいのです。

例えば私は生活習慣病の予防のために、まず体重に気を使ってます。

だから一日の摂取量は1,500キロカロリーにしたいのです。

一日 三食食べてしまうとそれを超えるので、何年も前から二食にしている。

また糖質を抑えることも意識しています。

これはベジタブルファースト、先に野菜を食べることで食後高血糖を抑制しています。

もちろん国産で、低農薬や低化学肥料の有機栽培に近い野菜が好ましい。

さらに、化学調味料や保存料のたっぷり効いたものは出来るだけ控えている。

このようにいい食習慣を保つことが今の価値観、健康志向なのです。

でもこれを実現できるとレストランは、意外と少ない。

そして、やっていても謳っていないと分かりません。

前回も話したように、自分のやりたい事=世の中のニーズでなければ意味がありません。

だから、いい食習慣が出来るレストランを創ることが自分のやりたい事です。

そしてそれが世の中の潜在ニーズにマッチしていると考えます。

これからの人口構造という大きな流れを読んで、ますます自分を大切にする人達が増えるでしょう。

それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!

プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃

2014年8月20日 水曜日

『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』

パートナーのみなさん!おはようございます!!

我々エビスカンパニーは今年で創業40年を迎えることができました。

これも時代の流れに沿って変化をしてきたから今があると自負している。

今日は、世の中の変化と、我々の変化を振り返ってみる。

昭和49年(1974年)に先代が創業した当時は、

日本は高度成長期の真っ只中でした。

その数年前からマクドナルドなど外資の外食産業も参入しています。

そして当時の人々が求めていたものは、量から質に変わってきていた。

天ぷら、トンカツ、ハンバーグ、中華、そしてうどん・そば、

休日には外食を楽しむことが大きなレジャーになっていたのです。

私も子供心にその記憶があります。

創業当時のゑびすやは、カウンター15席だけの店でした。

先代である父は、ほんとうに味にこだわっていて、常に味の研究をしていたことを覚えています。

その味の評判は人々の心を掴み、たった15席でしたが大繁盛するうどん店だったのです。

日曜日になると何人もの方が後ろで待たれていました。

それから30年近く、味を重視した店作りをしてきたのです。

そして転機が訪れたのが今から14年前、今のイオンモール鈴鹿のフードコートに出店したことでした。

最初は全然思うように売上がいかず厳しい経営状態が続きました。

その2年後にリニューアルの話があり、このまま継続するには大きなイノベーションを起こす必要性があったのです。

そして繁盛していたマクドナルドやスガキヤを研究し「フードコート=ファストフード」という方程式を見つけました。

それが今では普通になったセルフ式讃岐うどんのスタートだったのです。

当時 ウチのかけうどんは、一杯400円近くしていました。

讃岐うどんは それを100円~200円で出すのだから、大きな改革がいったのです。

まずセントラルキッチンを立ち上げ、当時は製麺屋さんから取っていた麺を自家製に変えました。

工場で麺の生地を作り、店で延ばし打ちをするように大きく変えました。

ダシもそこで大量に作り店舗へ配送する仕組みにしたのです。

こうして原価を下げ、かけうどん100円にも挑戦しました。

結果、大行列のできる店になったのです。

image6.jpg

この時の人々は、味だけではなく、プラス安い価格、セルフの楽しさ、早さ、という潜在ニーズがあったと思います。

そして、うどん店=フルサービスから、カジュアルなセルフ式讃岐うどんがメジャーになり始めたのです。

それからは、みなさんの知っている通りの流れです。

我々のセルフ式讃岐うどんも、全盛期は第二世代の麺の匠になった2008年だったと思います。

長くなりましたが 重要なことは、

変化してきたことで今があるということです。

一号店のゑびすやカウンター15席も、潜在ニーズでした。

そして、めんくらも当時の鈴鹿では潜在ニーズだったのです。

こんな店が欲しかった!ということです。

これからは現代の潜在ニーズを読んで、第三世代のビジネスモデルを創っていく時なのです。

プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃

2014年8月19日 火曜日

『おもてなしとは、あいさつとクリンリネス』

パートナーのみなさん!おはようございます!!

先週はお盆ウィーク、ごくろうさまでした!

期間中の売上結果は昨日メールで送りました。

スタートの週末は台風の影響を受けましたが、お盆中は昨年を上回る結果でした。

現場を支えてくれたみなさん、ほんとうにありがとうございました!

今日は食について時代の大きな流れと、今のライフスタイル、そして価値観について考えます。

まず戦後モノがない時は、食というとお腹を満たすことが第一優先でした。

その後高度成長期に入り、量+美味しいものが求められるようになってきた。

アメリカなどの食文化も入り珍しさも含め、さらに美味しさの追求が始まります。

1971年、日本にマクドナルドが上陸したのもこの頃です。

それから数十年、今度は食の偏食による生活習慣病という問題が出てきました。

外食の習慣が増え、好きなものばかり食べたり、また夜遅くに食事をしたり、悪い食習慣になったのです。

日本人は元々農耕民族ですから欧米人のような狩猟民族とは消化器官の構造が違います。

分かりやすく言うと、日本人は消化器官が長いのです。

食物繊維を消化するためにそうなっています。

反対に欧米人は消化器官が短く、少々脂っこいものも完全に消化せず出してしまう構造です。

だから欧米人と同じような食事をすると、病気になってしまうのです。

当時の人口構造をみると、働き盛りの生産年齢人口も経済成長と共に増えてきています。

サラリーマンが企業戦士といわれた時代ですね。

そしてここ数年前からは、ヘルシーというキーワードで健康志向に注目がいくようになった。

東京丸の内の タニタ食堂はその有名な例です。

今の日本の人口構造をみると、働き盛りの生産年齢人口が10%以上減ってきています。

この時代の団塊世代の方が多くリタイヤし、シニアになっているからです。

日本の総人口はあまり変わっていないが、シニアの割合が増えてきているのです。

これもあって、健康志向という価値観はこれからの飲食ビジネスには欠かせないと考えます。

このように時代の背景のニーズと共に、我々の飲食ビジネスも進化しなければいけないのです。

この流れは深く考え次回に続けます。

それではみなさん、今日も・素敵な・一日を!

プラスの言葉を使うNo.1
本気のうどん 森下晃

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